花火やバーベキューで活躍するチャッカマンですが、チャッカマンとは東海の登録商標です。
しかし、チャッカマンを正式名称である点火棒と言っている人は少ないですよね。
ホームセンターで「点火棒はありますか?」と聞いても通じません。
この記事では、チャッカマンの正式名称と名前の由来、さらに火がつきにくいときの対策もご紹介します。
ちなみに私は握力が弱くて火をつけるのが苦手です。
実は、繰り返し使えるチャッカマンなら、スイッチが柔らかいので握力が弱い人でも使いやすいんです。
楽しいイベントを成功させるためにもじっくり読んでくださいね。
チャッカマンの正式名称は点火棒!検索時の言い方3つ
一般的にチャッカマンと言われているものの正式名称は点火棒と言います。
しかし、この正式名称の点火棒とは火をつける装置の総称。
つまり、ライターの正式名称も点火棒なんです。
ライターとチャッカマンって見た目の違いはわかるけど何が違うの?
実は、チャッカマンとライターは同じものなんです。
ライター=点火棒。
ライターと言うカテゴリーに属するのがチャッカマン。
火をつける道具全般がライターなんだね!
しかもチャッカマンは東海の登録商標ですが、チャッカマンと言う名前が浸透しすぎて正式名称の点火棒では通じないことが多いです。
ここからは、チャッカマンの名前の由来や品薄になったときの検索方法をご紹介します。
チャッカマンの名前は流行りのアニメからできた
チャッカマンは、東海の創業者が出張先のアメリカで見たバーベキューライターが日本でも流行ると思い作りました。
アメリカではバーベキューライターと呼ばれていましたが、なぜチャッカマンになのでしょうか?
理由は、当時流行っていたアニメの『〜マン』です。
流行りの『マン』と火を付ける意味の『着火』を組み合わせてできたのが、チャッカマンの名前の由来です。
バーベキューライターより、チャッカマンのほうが言いやすいね。
品薄のときは別ワードで検索
私も家ではチャッカマンと呼んでいますし、探すときもチャッカマンとして探します。
通常はチャッカマンで購入できますが、災害などで品薄になるとネットショッピングで検索できないことがあるんです。
災害が起きたあとはみんな防災グッズを揃えだすからね。
そんなときにおすすめの検索ワードは3つ。
- ガスマッチ
- 多目的ライター
- 着火ライター
チャッカマンでヒットしなかったときに試してみてくださいね。
チャッカマンがつかないときに試したい方法3つ
チャッカマンを使っていると火がつかないことありませんか?
特に寒い時期は風が強かったり、手がかじかんだりしてうまく火がつかないですよね。
実は寒いときは、手でチャッカマンを温めると火がつきやすくなります。
チャッカマンに火がつかないとイライラしてしまいます。
火がつかないイライラをなくすためにも自分に合ったチャッカマンを選んでくださいね。
寒くてつかない【プロパンガス】
寒いとチャッカマンのガスが気化しにくく火がつきません。
寒さで火がつかないときは、手などでガスの入っているタンクを温めましょう。
しかし、あまりの寒さに手では温まらないレベルならチャッカマンのガスをプロパンガスに変えてみてください。
プロパンガスは、補充タイプのチャッカマンに自分で入れるしかないので、気をつけて補充してくださいね。
風が強い【ターボ式】
風が強いとせっかくついた火もすぐに消えてしまいます。
手で風を遮ったり、物陰に行ったりして風があたらないようにすると火がつきやすくなります。
火力の強いターボ式のチャッカマンなら、風にも強いのでおすすめです。
パワーが強いので、取り扱いには十分注意してください。
握力が弱い【繰り返し使えるタイプ】
握力が弱いとチャッカマンの火がつけにくいですよね。
私も握力が弱くて、ライターやチャッカマンが苦手なんです。
では、なぜチャッカマンのスイッチが硬いのでしょうか?
理由は、子供の安全のためにCR(チャイルドレジスタンス)機能が義務付けられたからです。
しかし、2年間の保証書付きや繰り返し利用できるものは対象外なのです。
CR機能がついていないので、子供の握力でもスイッチを押せてしまい危険です。
子供の手の届かない場所へしまいましょう。
スイッチが柔らかいチャッカマンには『ソフト着火』や『シニア向け』など書いてあることが多いです。
店頭で探す際に、目印にしてくださいね。
チャッカマンのガスの詰め替えが2分でできるやり方!
寒さに強いチャッカマンは、ガスの詰め替えが必要だけどどうやるの?
難しいイメージのあるチャッカマンのガスの詰め替えですが、実際は簡単なんです。
ガスの詰め替えで必要なものは2つ。
- ガスを使い切ったチャッカマン
- ライター用ガスボンベ
ライター用ガスボンベは、スーパーやコンビニ、ホームセンターに売っているので購入しやすいですよ。
チャッカマンのガスの詰め替え方法は以下のとおりです。
ガスボンベをさすときは、必ず垂直にさしてください。
ガス注入口から液体ガスが溢れてきたら、ガスが十分に入った合図なので、注入をやめましょう。
ガスを注入したあとは、チャッカマンの温度が下がり炎が不安定になるので、常温になるまで待ちましょう。
4ステップでできちゃうほど簡単にガスの詰め替えができちゃいます。
詰め替えができるだけで、選べるチャッカマンが増えるので、ぜひ試してみてくださいね。
チャッカマンの捨て方は!?安全なガスの抜き方も紹介
あなたの家に使っていないチャッカマンがありませんか?
チャッカマンは便利なんだけど、捨て方がわからなくてたまっちゃうんだよね。
夏の花火やバーベキューで使ったきりで使っていないチャッカマンは、不燃ごみや有害ごみとして分類されますが、捨てることができます。
しかし、捨て方を間違えると危険です。
チャッカマンの捨て方のポイントは2つ。
- ガスはきちんと抜く
- 回収場所の確認
間違った捨て方をすると火災などの事故が起きてしまうことがあります。
あなたの大切な方を守るためにもきちんとした捨て方でチャッカマンを捨ててくださいね。
ガスの抜き方
チャッカマンはガスを最後まで使い切ってから捨てましょう。
でも、どうしてもガスが残ってしまうことありますよね。
そんなときは、きちんとガス抜きをしましょう。
ガスを抜くときに守るべきことは5つあります。
- 服に静電気除去スプレーをしてから作業を行う
- 作業は屋外の日の当たらない場所でする
- 風上で作業をする
- 周りに人がいないことを確認する
- 作業中はチャッカマンの金属部分が冷たくなるので金属部分には触れない
ガスは静電気のような小さな火花にも引火する可能性があります。
思わぬ事故を防ぐためにも静電気除去スプレーを服にかけ、人のいない風上で作業を行ってくださいね。
- ガス抜きしたいチャッカマン
- 粘着テープ
ガスを抜く方法
粘着テープを何重にも巻き、きちんと固定してください。
間違って誰かが触らないように貼り紙を貼ったり、監視をしたりしましょう。
火がつく場合は火がつかなくなるまで使い切りましょう。
安全第一です。
ガスを吸い込まないように風上で作業してくださいね。
回収場所の確認
チャッカマンの捨て方は、自治体によって違うので確認が必要です。
- 可燃ゴミ
- 不燃ゴミ
- 有害ゴミ
自治体の中には、チャッカマンやライターの回収ボックス(リサイクルボックス)があり、捨てられる場合があります。
回収ボックスは区役所や消防署に設置されていることが多いので、チェックしてみてくださいね。
まとめ
- チャッカマンの正式名称は点火棒で、名前の由来は『着火』と80年代に流行っていた『〜マン』の組み合わせでできた
- 災害時にネットショップで品薄になるチャッカマンだが、ガスマッチや多目的ライターで検索するとヒットする
- チャッカマンの火が風や寒さでつかないときは、ターボ式に変えたりガスをプロパンガスに変えたりすると良い
- 握力が弱くてチャッカマンのスイッチが押せないときは、CR機能を持たないソフト着火のものを選ぶ
- チャッカマンのガスは、コンビニやスーパーでも購入することができる
- チャッカマンのガスの詰め替え方法は、ガス注入口にガスボンベのノズルをさすだけなので簡単
- チャッカマンのガスを抜くときは、安全に作業をするために静電気スプレーを衣類にかけて風上に立って作業すること
- チャッカマンは自治体により捨て方が違うので、調べてから捨てること
チャッカマンは便利で災害時に大活躍しますが、品薄になるとネットショッピングで検索するときに苦労します。
この記事で紹介した検索ワードやガスの詰め替えの仕方を覚えると災害がきても安心です。
これを機会にお気に入りのチャッカマンを見つけてみてはいかがですか?