部屋干し用の柔軟剤を使っていても、乾くのに時間がかかるー。
しかもタオルなんかは臭う時があるし。
せっかく洗ったのに臭っていると、使う気になれません…。
臭いが気になる時は柔軟剤と洗濯ビーズを組み合わせてみましょう!
洗濯ビーズは、香り付けや消臭の為のアイテムで、衣類を香らせたり、臭いを防いだりする為に使います。
また、衣類を香らせたい方は、柔軟剤と組み合わせて自分だけの香りを作る事もできますよ。
私は洗濯ビーズを使っていなかったので、普段部屋干しでは、雑菌が繁殖しやすい夏や気温が低い冬には、部屋干し臭が気になる事も。
今回、実際に柔軟剤と組み合わせて洗濯ビーズを使ってみました。感想などをお伝えします。
洗濯ビーズが溶けない場合の対策や敏感肌の方の使用についても解説します!!
洗濯ビーズとの組み合わせは柔軟剤!お薦め方法4種
洗濯ビーズには、衣類をふんわりさせたり静電気を防いだりする柔軟剤の効果はありません。
普段柔軟剤を使っている場合は、柔軟剤と洗濯ビーズを組み合わせて使用します。
実際に使ってみた感想は、この章の「実際に洗濯ビーズを使ってみた!」でご紹介します。
柔軟剤との組み合わせ方4選
柔軟剤との組み合わせ方おすすめ4選
- 洗剤や柔軟剤と同じブランドで揃える
- 同じ系統の香りで揃える
- 柔軟剤を無香料のものにして
- オリジナルの香りを追求するのもあり!
洗濯ビーズは基本的にどんな柔軟剤とも組み合わせられるようにできています。
おすすめの組み合わせ方を4つご紹介します。
一番無難な組み合わせはこれ。
同じブランドなら、洗剤や柔軟剤と同じ香りの洗濯ビーズが販売されています。
柔軟剤だけよりももう少し香らせたいという時にいいですね。
フローラルの香りの柔軟剤にはフローラルの香りの洗剤ビーズ、シトラスの香りの柔軟剤にはシトラスの香りの洗濯ビーズ。
同じ系統の香りなら、ブランドが違っても失敗しないはず。
洗濯ビーズそのものの香りを楽しむなら、洗剤や柔軟剤を無香料タイプにすると良いですよ。
フローラルの柔軟剤にシトラスの洗濯ビーズなど、違う系統の香りを組み合わせて自分だけの香りを作る事もできます。
洗濯ビーズは入れる量で香りの強さを調整できますので、お好みの香り具合を追求するのも楽しいですよ。
洗濯ビーズの役割
洗濯ビーズには、大きく分けて2つのタイプがあります。
洗濯ビーズを使う事で、衣類に香り付けをする事ができます。
洗濯後保管した状態で最大12週間、香りが持続します!
フローラルやバニラなど、さまざまな香りのものが販売されていますので、お好みの香りが見つかるはず。
スポーツウェアなど、汗をかく時に着る衣類の洗濯に消臭・抗菌タイプの洗濯ビーズを使うと、汗をかいた時の臭いを抑えてくれます。
香り付けタイプと比べて香りは控えめなものが多い印象で、香りの持続期間は約1週間。
抗菌効果で洗濯槽の黒カビ予防にもなります(すでに付いてしまった黒カビは落とせません)。
抗菌効果で臭い菌の発生を抑えます。
部屋干し用の柔軟剤と組み合わせると、より消臭効果を発揮してくれますよ。
部屋干し派の私は、選ぶならこっちかな!
実際に洗濯ビーズを使ってみた!
前から気になっていた洗濯ビーズ。
この機会に試してみる事にしました!
私が買ってきたのはレノア超消臭部屋干し抗菌ビーズ、花とおひさまの香り。
今使っている柔軟剤と同じ香りのものにしました。
値段は近所のドラッグストアで約750円(税込)でした。柔軟剤よりも高いですね。
詰め替え用も販売されていました。
開けてみると、中身はこんな感じ。淡いグリーン色をしています。
直径約5mmの半球状の粒です。思ったより小さい。もっと大きいと思っていました。
柔軟剤と同じ香りだ!
洗濯ビーズの口コミで多く見られたのは「香りが強すぎる」というものでした。
別ブランドの消臭・抗菌タイプの洗濯ビーズは「微香性」と書いてあるのですが、それでも香りが強いという口コミは多くありました。
今回、私は初めて使うので、容器に書いてある量よりも少し少なめに入れてみます。
今日は昨夜から雨が降っていて、午前中にやんだところ。空は曇っていて、気温もそんなに高くありません。
試すには絶好のコンディションです!
さらに、乾くまでに時間がかかるよう、わざと夕方から洗濯を始めます。
洗濯が終わったので干します。今日も部屋干しです。
洗い上がりの香りは、いつもと変わらないくらいの強さでした。
ちなみに、洗濯ビーズはすべてきれいに溶けていました。
寝る前にはまだ湿っていたので、朝まで干しました。
洗濯ビーズを使った洗濯物は、乾くまでに時間がかかりましたがまったく臭いませんでした!
部屋干し用の柔軟剤を使っていても分厚いタオルは乾くのに時間がかかると少し臭う事があるのですが、そんな事もまったくありません。
香りは洗濯終了直後よりも少し弱くなったように感じました。
洗濯ビーズが溶けない時の対策4つ!使用方法を見直して
洗濯ビーズが溶けない時の対策4つ
- 洗濯の始めに洗濯ビーズを入れる
- 洗濯ビーズをしばらく水につけておく
- 水よりお湯の方が洗濯ビーズは溶けやすい
- 目の細かい洗濯ネットに洗濯ビーズを入れる
洗濯ビーズが溶けずに衣類に付いてしまったという話を聞く事があります。
黒い服に白い洗濯ビーズが付いてしまうと目立ちますし、肌が弱い人の場合、溶け残った洗濯ビーズで肌が荒れてしまうかも知れません。
もし洗濯ビーズが溶けないという方は、使用方法を見直してみましょう。
正しく使えば溶けない事はありませんよ!
洗濯ビーズ使用の注意点4つ
洗濯ビーズは、洗濯を始める前に直接洗濯槽に入れるだけです。
衣類を入れる前でも入れた後でもかまいません。
洗剤や柔軟剤の投入口ではなく、洗濯槽に入れましょう。
洗濯ビーズを、洗濯の途中から入れていませんか?
洗濯ビーズは洗濯が始まると衣類と擦れて溶けていくので、始めから入れておきます。
始めに入れると洗濯中に香りが消えてしまわないか心配…。
始めから入れてもちゃんと香るようにできているので大丈夫ですよ!
途中から入れると溶ける時間が足りなくて洗濯ビーズが衣類に付いてしまう原因になります。
衣類に洗濯ビーズが付いたまま乾燥機に入れると乾燥機が故障する恐れがあります。
洗濯ビーズは熱では溶けないので、乾燥機には入れないようにしましょう。
洗濯ビーズを5分くらい水につけてから使用すると、溶けやすくなりますよ。
洗濯槽に洗濯物を入れる前に洗濯ビーズと水だけ入れてしばらく置いておくといいですね。
メーカーサイトによると、先に溶かしてしまってから投入しても問題ないそうです。
冬など、水温が低い時は、お湯を使うと洗濯ビーズが溶けやすくなります。
洗濯機が故障してしまいますので、熱湯は使わないで下さいね!
黒い衣類の洗濯などでどうしても心配な時は、目の細かい洗濯ネットに洗濯ビーズを入れるのも手です。
万が一洗濯ビーズが溶け残っても、ネットの中に残るので衣類に付く心配がありません。
洗濯ビーズは敏感肌へ刺激の可能性もあり!成分を解説
肌に刺激となる可能性がある成分2つ
- 合成香料
- 抗菌剤
洗濯ビーズは敏感肌の人が使う衣類に使用しても大丈夫なのでしょうか?
敏感肌の人が洗濯ビーズで肌荒れしてしまったという口コミは見つかりませんでした。
しかし、洗濯ビーズには肌を荒らしてしまう恐れのある成分が含まれています。
洗濯ビーズの成分
洗濯ビーズの成分を調べてみましたが、公式サイトなどを見ても成分の表記はありませんでした。
それならばと、実際に近くのドラッグストアで見てきました。
成分の欄に書かれていたのは、下記の通りでした。1社2ブランドの製品がありましたが、すべて同じでした。
直接肌に付ける化粧品と違って、詳しく記載する必要がないのですね。
肌に刺激となる可能性がある成分
香料には天然のものと合成のものがあり、このうち合成の香料は肌に刺激となる恐れがあります。
天然香料の方が肌には優しいですが、天然香料も合成香料も「香料」としか表示されていない場合があるので注意が必要です。
「天然由来」などと書かれていれば安心なのですが、今回私がドラッグストアで見てきた商品には「香料」としか書かれていませんでした。
菌の繁殖を抑え、臭いを防ぐ抗菌剤ですが、これも人によっては肌に刺激となる事があります。
洗濯ビーズは柔軟剤よりも肌に優しい
「肌が弱くて柔軟剤は使えないが、洗濯ビーズは問題なく使えている」という人もいます。
これは柔軟剤に含まれている界面活性剤が洗濯ビーズには含まれていない為だと思われます。
その分洗濯ビーズは柔軟剤よりも肌に優しいと言えます。
ですが、敏感肌の人は、心配ですよね。
とても肌が敏感な方が洗濯ビーズを使う場合は、まずは少なめの量から試してみるのがおすすめです。
きちんと溶けるよう、正しい使用方法で試して下さいね!
まとめ
- 洗濯ビーズには柔軟剤の効果はないので、ぜひ柔軟剤と組み合わせて使おう。同じ香りのものと組み合わせると失敗しない
- 洗濯ビーズと柔軟剤の組み合わせは、同じブランドで揃える、柔軟剤を無香料にすると失敗しない
- 洗濯ビーズは香りを付けるタイプと消臭・抗菌するタイプがある
- 洗濯ビーズは洗濯の始めに入れればきちんと溶ける。それでも溶けにくい時はしばらく水に付けるか、お湯を使って溶かそう
- 敏感肌の人には洗濯ビーズに含まれる香料や抗菌剤が刺激になる可能性がある
今回洗濯ビーズを初めて使ってみて、消臭効果に驚きました。
洗濯ビーズは少しお高いのですが、雨の日など、部屋干し臭が気になる時には取り入れたいと思いました。
また、今回は消臭・抗菌タイプを使いましたが、香り付けタイプの中に好きな香りの商品があったので、そちらも使ってみたい…。
洗濯ビーズと柔軟剤を組み合わせて、毎日のお洗濯を楽しい時間にしましょう!