今のテレビは動画配信サービスを使えば、たくさんの番組を見ることができてとても便利。
そのためテレビを所有している方は多いのでは。
テレビが壊れたり、買い替えたりする際、古いテレビの処分方法を知っていますか?
テレビは家電リサイクル法の対象になっているため、粗大ごみとして処分することはできません。
テレビは重いし、自分一人で処分しようと思うと、大変です。
捨てるのにお金かけたくない…。無料で引き取りしてくれる所は無いかな?
テレビを処分する場合、引き取りしてもらう方法がいくつかあります。
テレビの引き取りをしてもらうのに、完全無料は難しいですが、方法はゼロではありません。
では、どうやってテレビは処分すればいいのでしょうか?無料は難しいですが、お金をかけずに処分したい方、必見です。
テレビの引き取り無料は難しい!!少しお得な処分方法
買い替えたり、壊れたりして、不要になったテレビは、どのように処分するか知っていますか?
テレビは、家電リサイクル法の対象となっていますので、基本的にはリサイクル料金がかかります。
テレビを完全無料で引き取りしてもらうのは難しいでしょう。
しかし、無料で引き取りをしてもらう方法がないわけではありません。
捨てるのにお金をかけるのはもったいないわー。
そう思う人もいますよね。
私もそう思います。
では、どのようにすれば、少しでもお金をかけずにテレビを処分することができるのでしょうか?
- 年式が浅く壊れていなければ、無料引き取りまたは買い取り可能
- お金をかけずに、処分する方法5つ
上記2つの項目で紹介していきます。
無料で引き取ってもらう方法2つ
これから紹介する2つの方法は、壊れていない事や大きな傷や汚れが無いことが前提です。
- リサイクルショップで売る
- 友人知人に譲る
[リサイクルショップで売る]
テレビの年式が浅かったり、傷などがなく綺麗な状態ならば、買い取ってくれるリサイクルショップもあります。
お店によっては、出張買取もしてくれる所もあります。場合によっては出張費や、テレビを運び出す為の運搬費などがかかる事があります。
テレビを自分で店舗へ持ち込む場合、出張費や運搬費はかかりませんが、買取不可の場合もあるので、自力での持ち込みはオススメできません。
買い取りしてもらえなかったら、また持って帰らないと行けなくなっちゃう…
その他、使えるテレビなら、フリマやオークションなどでも売れるでしょう。
[友人知人に譲る]
こちらも、使えるテレビであれば、もらい手が見つかるかもしれません。
なるべくお金をかけずに手放す方法5つ
出費は抑えたいものです。
なるべくお金をかけずに、不要なテレビを手放す方法は5つあります。
- 下取りしてもらう
- 買ったお店で引き取ってもらう
- 不用品回収業者に依頼する
- 住んでいる自治体で処分する
- 引き取り所に持ち込む
[下取りしてもらう]
テレビを新しく購入する場合に、古いテレビを下取りしてもらうことができます。
お店によって、下取りの条件が違いますので、テレビを買おうと思っているお店の下取り条件を調べてみましょう。
壊れたテレビでも、年式や状態によっては下取りをしてくれる場合があります。
下取り不可の場合、リサイクル料金と運搬費の支払いをして、処分してもらうことができます。
去年、私の家も突然テレビが映らなくなり、壊れました。家電量販店で買い替えたので、壊れたテレビの下取りをお願いしました。
しかし、壊れていることと年式が古かったため、下取りにはならず、処分となりました。
処分にかかった正確な金額は覚えていないですが、5,000円程度かかった記憶があります。
知人も壊れたテレビの引き取りに、4,000円程度かかった話を聞きました。
壊れたテレビの引き取り処分には、だいたい4,000円〜5,000円程度の金額はかかることになります。
[買ったお店で引き取ってもらう]
テレビを買ったお店で引き取りをしてくれる場合があります。
引き取り方法は、お店により異なるため、問い合わせて確認してみてください。
引き取ってもらいたいテレビがある場所まで来てくれるので、自力でテレビを運搬する必要はありませんが、運搬費等がかかる場合があります。
[不用品回収業者に依頼]
テレビを無料で引き取ってくれる不用品回収業者もあるようですが、運搬費がかかる場合があります。
中には悪徳な業者もおり、無料と言っておきながら、あとから高額請求されることもあるので注意。
その他、悪徳業者の中には、不法投棄や不正廃棄をしている業者もいます。
しっかり確認してから依頼するなど、悪徳業者に引っかからないよう注意が必要です。
[住んでいる自治体で処分する]
住んでいる自治体によっては、家電リサイクル回収サービスをしているところがあります。
リサイクル券の発行などを代行してくれる場合もあるので、便利ですね。
住んでいる自治体でそのようなサービスをやっているか、やっていても条件に当てはまるのか確認しましょう。
[引き取り所に持ち込む]
テレビの引き取りは、一般財団法人家電製品協会の指定引取所で引き取ってもらう方法があります。
基本的には持ち込みなので、運搬費はかかりませんが、自力でテレビを持ち込まなければなりません。
料金は、郵便局払込方式のため、郵便局にも行かなくてはなりません。
以下のサイトに詳しい方法や引き取り所の検索ができます。参考にしてみてください。
以上、テレビの引き取り方法を全部で7つ紹介しました。
テレビの状態や、住んでいる環境によっても、テレビの処分方法は変わってきます。
なるべくお金をかけず、テレビの引き取りをしてもらえると助かりますね。
テレビの引き取り料金はテレビによって違う!!
テレビは、家電リサイクル法の対象品目になっています。引き取りしてもらって捨てる場合、基本的にはリサイクル料金がかかります。
テレビの引き取りにかかる料金は、テレビの種類や大きさ、メーカーにもより違います。
運搬費がかかる場合は、引き取りをしてもらう業者によって料金は変わってくるでしょう。
では、そのリサイクル料金や運搬費はどれくらいなのでしょうか?
テレビのリサイクル料金
テレビの大きさは、テレビ本体に記載されているので、わからない方は、お持ちのテレビを見てみましょう。
それでもわからない場合は、テレビ画面の長さで判別します。枠内の画面部分を対角線上に計測します。
テレビの画面サイズが、38センチ未満は(小)、38センチ以上は(大)となります。
[ブラウン管テレビ]
15型以下は区分コード21、16型以上は区分コード22と分けられています。
(小)区分コード21 | (大)区分コード22 | |
シャープ | 1,870円(税込) | 2,970円(税込) |
ソニー | 1,870円(税込) | 2,970円(税込) |
レグザ | 1,320円(税込) | 2,420円(税込) |
パナソニック | 1,320円(税込) | 2,420円(税込) |
日立 | 1,870円(税込) | 2,970円(税込) |
富士通ゼネラル | 1,870円(税込) | 2,970円(税込) |
三菱電気 | 1,870円(税込) | 2,970円(税込) |
[液晶・プラズマテレビ]
15型以下は区分コード51、16型以上は区分コード52と分けられています。
(小)区分コード51 | (大)区分コード52 | |
シャープ | 1,870円(税込) | 2,970円(税込) |
ソニー | 〃 | 〃 |
レグザ | 〃 | 〃 |
パナソニック | 〃 | 〃 |
日立 | 〃 | 〃 |
富士通ゼネラル | 〃 | 〃 |
三菱電気 | 〃 | 〃 |
これらの料金表は、リサイクル料金です。別途運搬費がかかります。次の項目で、運搬費を店舗別に比較してみます。
家電量販店の運搬費比較
ヤマダ電機 | 下取り | 1,650円(税込) |
ケーズデンキ | 下取り | 1,650円(税込) |
ビックカメラ | 下取り | 1,650円(税込) |
処分のみ | 5,000円(税込) | |
コジマ | 下取り | 1台目1,650円(税込) 2台目以降2,750円(税込) |
家電量販店によって、運搬費や引き取りの条件が違います。
家電量販店に引き取りをしてもらう場合、ホームページなどで確認をしておきましょう。
家電リサイクル法を解説!!対象は4種類
家電リサイクル法とは、正式には特定家庭用機器再商品化法と言います。
- エアコン
- テレビ
- 冷蔵(凍)庫
- 洗濯機、衣類乾燥機
一般家庭や事務所から排出された、上記の物が家電リサイクル法の対象になっています。
テレビの場合は、ブラウン管と液晶・プラズマテレビが家電リサイクル法の対象になっています。
家電リサイクル法の対象外の物もあります。以下は一例です。
- 有機ELテレビ
- 浴室テレビなど建物に組み込むテレビ
- 車載用液晶テレビ
- プロジェクションテレビ
- 液晶式モニター
正しく処分して資源活用ですね!!
テレビの引き取り準備で必要なのは3つのみ
テレビの引き取りをしてもらう場合、事前に準備をしておくとスムーズです。その準備とは何をしておけばいいのでしょうか?
- 家電リサイクル券又はリサイクル料金の準備
- 引き取りに来てもらう場合、運搬費の準備
- 電源コードや信号ケーブル、B-CASカードを抜いておく
引き取りの準備はこの3つです。
意外と少ないかも!!
準備しておけば、スムーズに引き取りしてもらえますね。
家電リサイクル券を準備
[指定引取場所に持ち込む]
指定引取場所に持ち込む場合、事前に家電リサイクル券が必要になります。
家電リサイクル券は郵便局で購入し記入します。
[必要情報をメモする]
- メーカー
- 製品の種類
- テレビ画面のサイズ
この3つが必要になりますので、忘れないようメモして行きましょう。
[郵便局へ行く]
郵便局の貯金窓口でリサイクル券を受け取ります。必要事項を記入し、テレビに合わせたリサイクル料金を支払います。
[量販店に引き取りしてもらう]
量販店に引き取りをしてもらう場合は、運搬者にリサイクル料金を支払います。
カードが使えない場合があるので、現金で準備しておくと安心です。控えを受け取ったら、リサイクル料金の支払いは完了です。
リサイクル券には、「問い合わせ管理番号」があります。
「問い合わせ管理番号」は、引き取りしてもらったテレビがメーカーに引き渡されたのか追跡確認することができます。
リサイクル券の控えは、大切に保管しておいた方がよいでしょう。
運搬費の準備
運搬費用は、現金で用意しておきましょう。カードやキャッシュレス決済が出来ない場合があります。
なるべくお釣りが出ないよう準備しておくと手間がかからず親切です。
コード類やB-CASカードを抜いておく
引き取りのため、テレビをすぐに搬出できるように、コード類は抜いてまとめておくと良いでしょう。
B-CASカードが差し込まれている場合も、抜いておきましょう。B-CASカードは、B-CAS社へ返却するか破棄します。
まとめ
- 無料で引き取りをしてもらう方法は、[リサイクルショップで売る]か[友人知人に譲る]の2つ
- お金をかけず手放す方法は、下取り、買ったお店で引き取り、不用品回収業者に依頼、自治体で処分、引き取り所に持ち込む、の5つ。
- テレビの引き取りには、リサイクル料金と運搬費がかかる。
- リサイクル料金は、テレビの大きさやメーカー、種類によって異なる。
- テレビは家電リサイクル法の対象のため、粗大ごみに出すことは出来ない。ただし、家電リサイクル法対象外のテレビもある。
- テレビの引き取り準備は、[家電リサイクル券又はリサイクル料金]、[運搬費]、[電源コードや信号ケーブル、B-CASカードを抜く]の3つ。
テレビの引き取りについて、紹介しました。
分かったことは、完全無料での引き取りは難しいということ。
引き取りをしてもらう方法はいくつかあります。
なるべくお金をかけずに、引き取りをしてもらうことはできます。その中で、どのような方法が自分に合ってるのか、検討してみてください。