大学生はバイトをするのが当たり前だという風潮があります。
しかし私は大学生の時、1度もバイトをしませんでした。
音楽を専攻していたので、バイトを入れてしまうと練習する時間が取れないからです。
バイトをしていた私の友人も、すぐに辞めてしまいました。
バイトをする事は当たり前ではありません。
大学生は勉強するのが当たり前。学業をおろそかにしてまでバイトをする必要なんてないのです。
私以外のバイトをしない人たちは、どうしてしないのか、その理由を見て行きましょう。
バイトをする人しない人、それぞれのメリットとデメリットも解説します。
あなたはバイトを、しますか?しませんか?
大学生でバイトをしない人は約2割!理由3選を紹介
バイトをしない大学生は、どうしてしないのでしょうか?
この章では、主な理由を確認していきます。
大学生でバイトをしない理由3選
- 学業やサークルが忙しい
- プライベートやおしゃれを優先したい
- お金を稼ぐ必要がない
バイトをしない人は少数のようですね。
どうしてバイトをしないのか、主な理由を見てみましょう。
【理由1】学業やサークルが忙しい
私がバイトをしなかった理由もこれに当たりますね。
大学生なのにバイトの為に学業がおろそかになってしまっては元も子もありません。
また、サークル活動が毎日あるのでバイトをする暇がないという人もいます。
【理由2】プライベートやおしゃれを優先したい
友人と遊んだり好きな髪型やネイルをしたり、学生時代でないとできない事もたくさんあります。
バイトを入れると遊ぶ時間が少なくなってしまいますし、黒髪でないといけないバイトやネイル禁止のバイトなど、制限される事も少なくありません。
プライベートやおしゃれを優先したいからバイトをしない、という人もいるのです。
【理由3】お金を稼ぐ必要がない
実家から大学に通っている人や、実家から十分に仕送りをもらえている人など、お金を稼ぐ必要がなくてバイトをしていないという人もいます。
生活費の為、学費の為、趣味の物を買う為など、理由は様々ですが、大学生でバイトをしている人の大半が、お金を稼ぐ為にバイトをしています。
私はバイトをしなかったおかげでいつも懐は寒かったです…。
稼ぐ必要がないなんて羨ましい!そういう人は空いた時間でぜひぜひ勉学に勤しんで下さい!
大学生バイトのメリット!する人としない人別に解説
バイトをしない理由を見てきましたが、納得できるものたくさんでしたね…!
この章では、大学生がバイトをするメリット、しないメリットについて解説します。
【バイトをするメリット】スキルや社交性が身につく
大学生のうちにバイトをすれば、就職する前に社会を知る事ができます。
上司やお客様との接し方、電話のマナーなどの一般的なスキルを身につけられます。
自分が目指している職業に関連したバイトなら、将来就職した時に役立つスキルを学べるチャンスです。
学校内では先生や同年代の学生以外の人と接する機会は少ないですが、バイト先にはいろんな人がいます。
同僚、上司、お客様…。さまざまな人と接する事で人脈が広がります。
バイト先で友人や恋人ができたり、上司から「卒業したらここで正社員として働きませんか」と誘われたりする事も!
バイト先によっては、取り扱っている商品を社員割引で安く買ったり、飲食店ならまかないを食べたりできる場合があります。
まかないが人気でバイトの応募が殺到するという飲食店も!
学生にとって食費が浮くのは大きなメリットですよね!
【バイトをしないメリット】学業や趣味に使える時間が増える
バイトをしない分勉強やサークル活動に当てる時間が確保できます。
大学生が一番に優先すべきは学業です。勉強時間は確保しておきましょう。
バイトをしなければ、自由な時間が増え、友人と遊ぶ時間や趣味の時間に費やす事ができます。
資格の勉強だってできますね。
バイトをすると、さまざまな人と接するので、人間関係に疲れてしまう場合もあります。
バイトをしなければ人間関係で悩むリスクを減らす事ができます。
バイトをしなくても学校内での人間関係に疲れてしまう可能性はあるでしょうが…。
大学生バイトのデメリット!する人としない人別に解説
メリットに続き、デメリットもお話します。
【バイトをするデメリット】学力低下や危険なバイトがある恐れあり
バイトをすると、勉強する時間が減ってしまい、学力が低下する恐れがあります。
単位を落として進級できなくなってしまったら笑い事では済みません!
大学生は社会経験が少ないです。そんな大学生を狙ったバイトも存在します。
「短時間で高収入を得られる!」など、飛びつきたくなるような謳い文句には要注意!
知らない間に犯罪の手助けをしていた、なんていう事も…。
社会経験が少ないので、危険だと気づきにくいのです。恐ろしいデメリットですね。
【バイトをしないデメリット】自由に使えるお金や出会いがない
バイトをしないと給与収入は0なのですから、その分自由に使えるお金は少なくなってしまいます。
毎月切り詰めて生活し、遊んだり趣味を楽しんだりする余裕がないというのはデメリットだと言えます。
もしあなたがバイトをせず、家と学校の往復だけの生活なら、出会いは学校内のみになってしまいます。
バイトをしないで学校外に新たな出会いを求めるのであれば、自分から学校の外に飛び出していく必要がありますね。
大学生がバイトをするのは当たり前の事ではない
先述した通り、大学生でバイトをしない人は約2割。
バイトをする人の方がずっと多いですが、バイトをするのが当たり前というわけではありません。
バイトをしないからと言って罪悪感を抱く必要なんかないですよ!
何よりも学業を優先すべき
最悪、学業もバイトもどっち付かずになってしまいかねません。
大学生は勉強するのが当たり前。勉強する時間を削ってまでしなければいけない事などないのです。
大切なのはバイトで何を得たかという事
バイトをすると、就職活動の時、履歴書の職歴欄に書く事ができます。
大学生のうちにバイトをしておいた方が就職活動に有利になると思う人も多いでしょう。
しかし、ただ「バイトをした」という事実だけでは有利にはなりません。
採用側は、「バイトをした事で何を得たのか」を重要視しています。
・バイトリーダーとして皆をまとめた
・売り方を工夫して売上を伸ばす事ができた
という人は、面接でアピールしましょう。
きっと目に止めてもらえます。
一方、「お金を稼ぐ事の大切さを学んだ」「マナーを学んだ」というのは、大切な事ですがアピールにはなりません。
バイトをしたほとんどの人が学ぶ事であり、当たり前の事だからです。
ただ言われた事をこなしただけで何も得るものがなかったのであれば、「4年間(あるいは2年間)勉学に必死に打ち込んだ」方がずっといいのです。
まとめ
- 大学生でバイトをしない人は約2割で、学業が忙しい、プライベートを優先したいなどの理由がある
- 大学生がバイトをすると、将来に役立つスキルが身に付くなどのメリット、学力低下の恐れなどのデメリットがある
- 大学生がバイトをしないと、学業に打ち込めるなどのメリット、自由に使えるお金が少なくなるなどのデメリットがある
- 大学生がバイトをするのは当たり前ではない
- 大学生時代にバイトをして何かを得る事ができれば就職に有利になるが、得るものがなければ有利にはならない
- バイトをするなら、ただするのではなく、自分にとって何を得るのか、何を糧にしていくのかを重要視し、就活にいかす
何度も何度も言ってきましたが、大学生は学業が本分です。どうか、バイト中心の生活にはならないで下さい。
バイトをする人もしない人も、有意義な学生生活を送って下さいね!