2017年からヤマダ電機が独占販売をスタートした「フナイテレビ」。
フナイテレビって聞いたことがないニャ!
北米を中心に展開していたので、知らない人もいるでしょうね。
amazonで見かけたけど安かったから、すぐ壊れるんじゃないかと思ったニャ。
比較的安く購入ができるフナイテレビは、すぐ壊れるんじゃないかと思われがちです。
一般的なテレビの保証は1年間なのに対して、フナイテレビは最大7年間の保証が付きます。
すぐに壊れるような商品に対して、長期保証はつけないでしょうから安心できますね。
本記事では、フナイテレビが壊れると適応される保証、評判や特徴について解説していきます。
部屋の大きさに合わせて、どのサイズのテレビが合うのか選び方も紹介しますので、参考にしてくださいね。
フナイテレビが壊れると保証で対応!壊れる原因も解説
船井電機株式会社が販売しているフナイテレビ。
フナイテレビは国産なのに安いため、注目度が高いテレビです。
国産でも、すごく安いからすぐに壊れるんじゃ?
あまりにも安いと、壊れるんじゃないかと不安になりますよね。
せっかく安くで買っても、壊れて修理や買い替えになると、元も子もありません。
しかし、フナイテレビは購入後の手厚い保証も特徴の1つなんです。
フナイテレビは最大7年間の保証なので、一般的なテレビに比べて格段に長い保証。
テレビは長寿命になったと聞くけど、実際は何年くらいもつの?
種類によりますがテレビの寿命は10年前後が目安。
テレビの寿命に近い年数の保証がつくなんてすごいね!!
そうなんです。
長期の保証があるから安心できますよね。
フナイテレビの保証についてや、テレビが壊れる原因と対策を解説していきます。
テレビを長期間使うための工夫に活かしてください。
【保証】フナイテレビは5年〜7年間の長期保証が付く!
フナイテレビはメーカーである船井電機と販売店であるヤマダ電機の2種類の保証が付きます。
引用 ヤマダウェブコム
フナイテレビは、メーカーと販売店を合わせて合計5年間もしくは7年間の長期保証。
購入日から3年間がメーカー保証で、4年目以降はヤマダ電機の保証が適応されます。
ヤマダ電機の保証は「技術工賃」がヤマダ電機の負担で「部品代・出張費」はお客様負担と提示しています。
メーカー保証の詳細
購入日から3年間 | フナイテレビ本体 |
購入日から1年間 | BDレコーダー BDプレーヤー 4Kチューナー |
購入日から1年間(初期不良の場合) | 有機ELパネル まるごと録画ハードディスク 摩耗部品およびリモコン |
【壊れる原因と対策】テレビの買い替え時期は10年!
液晶テレビの寿命は8年〜10年、有機ELテレビは4年〜10年と言われています。
10年近く経ったテレビで次のような現象が起きたら寿命の可能性が高いです。
- 画面が暗くなる・画面の不具合がある
- 音声が出ない・音声の不具合がある
- 電源が入らない
- 異臭・異音がする
焦げ臭い匂いや煙が出るなどの症状があれば、すぐに使用を停止しましょう。
不具合があったときはカスタマーセンターで相談するのも良いですね。
そもそも10年近く経つテレビであれば、買い替え時期ですので、新しいテレビを検討しましょう。
テレビを長く使うためのポイント4つ!
家電品は使用時間と寿命が比例します。
テレビを見ていないときは電源を消しましょう。
テレビは繊細な機械です。
「直射日光の当たる場所」「湿気の多い場所」は避けましょう。
熱や水分は壊れる原因になります。
テレビを窓のすぐそばに配置することは良くありません。
静電気を発生しやすいテレビには、ほこりがつきやすいです。
テレビ裏側に溜まったほこりは、故障や火災の原因になりますので、月1回は掃除をしましょう。
テレビを不安定な場所に置いていると、倒れて画面が傷つく可能性があります。
画面が見えづらくなったり、壊れる原因になったりします。
テレビは、人が行き来しやすい場所を避けて配置し、倒壊防止の金具をつけるなどの配慮が必要です。
画面を守るために、保護用パネルやガードをつけても良いでしょう。
フナイテレビの評判を紹介!船井電機についてや特徴4選
フナイテレビはどこで買えるのニャ?
フナイテレビはヤマダ電機経由のみ購入可能ですが、3種類の購入方法があります。
長期保証や海外での普及率の高さはわかったけど、性能は大丈夫なのか心配なんだニャ。
テレビを購入するのに、画質・音質・機能などの特徴は確認しておきたいですよね。
amazonに色んな口コミが寄せられていましたので紹介します。
amazonでの評判を元に、それぞれ解説していきます。
【評判】「画質が良い」「音が悪い」口コミ多め
- 画質が良い
- 安い
- 国産で安心
- 保証期間が長い
- リモコンの操作が感覚的にわかりやすい
【1】画質が良い
フナイテレビは、43V以上の大きさだと全て4Kなので画質が良いのが特徴的です。
※2022年5月現在
特に画質に拘る場合は、4K有機ELテレビを選びましょう。
- 4Kとは?
- 4Kは、フルハイビジョンの4倍近く高精細な映像のこと。
【2K(フルハイビジョン)】…207万3,600画素
【4K】…829万4,400画素
- 有機ELとは?
- 有機ELは、液晶テレビの1/10の薄さで、画質がきれいなのが最大の特徴です。
「黒」の表現力が高いのが特徴で、鮮明な映像が見られるので評判が良いです。
【2】安い
高機能なのに安価で購入できることは特に評判が良いです。
【3】国産で安心
「低価格で国産のテレビがほしい」という人にはピッタリのメーカーとなるでしょう。
【4】保証期間が長い
一般的なテレビの保証期間が1年間に対して、フナイテレビは7年間という長期保証で安心感がありますね。
- 音質が悪い
- 中国製より高い
- amazonでのラインナップを増やしてほしい
- リモコンが小さい
【1】音質が悪い
音質は、メーカー問わず「スピーカーの位置」で変わります。
テレビの下部分だけにスピーカーが付いている場合「音質が悪い」と感じやすいです。
55V以上の大型になるとテレビの上下や左右にスピーカーが付いている商品が多くなるので、音質が良いと感じます。
音質に拘る場合は、ヤマダ電機で店員に直接相談することをおすすめします。
丁寧に説明してもらえますよ♪
49V型以上は、メーカー問わず音質や画質が良いテレビが中心に販売されています。
パフォーマンス重視なら大型のテレビを検討してみてくださいね。
【2】中国製より高い
超大型テレビである65V型で比較すると、ハイセンスやアイリスオーヤマが安いですが、それ以下のサイズだとあまり金額差がありません。
【3】amazonでのラインナップを増やしてほしい
amazonで買えるフナイテレビの種類は、実店舗やヤマダウェブコムに比べてラインナップが少ないです。
私はamazonのヘビーユーザーなので、ゆくゆくはフナイテレビも種類多く提供してほしいなぁと望むばかりです…。
ほしいフナイテレビがamazonに無い場合は、ヤマダ電機の店舗もしくはヤマダウェブコムでの購入をおすすめします。
ヤマダウェブコムでは、在庫切れの場合でも商品ページから「お取り寄せ」ができます。
「この商品がほしいけど、どこにもない!」というときでも、なんとかなっちゃいます。
ヤマダウェブコムで販売しているフナイテレビで、購入ページへ進むと「24時間以内発送」「在庫あります」が多いので比較的スムーズでしょう。
【4】リモコンが小さい
フナイテレビはネット環境を重視したテレビが多いです。
テレビと動画サービスのチャンネルが1つで集約されたタイプであれば、リモコンが小さいと感じるでしょう。
メーカー問わず、テレビで動画が見れる商品はリモコンが小さく感じますので、動画に興味がなければ単純にテレビの機能だけのタイプを選びましょう。
【船井電機について】北米では脅威の普及率を誇る!
フナイテレビは「船井電機株式会社」の商品で国産です。
1980年、ブラウン管主流の時代に船井電機は、テレビとビデオが一体化された画期的な商品の販売をしていました。
「価格が安い」「テレビとビデオが一緒」で話題となり、その当時は有名でした。
テレビデオ!
昔見たことある気がするニャ!
長らく日本で活躍していた船井電機でしたが2000年代は北米を拠点としていました。
フナイテレビは、北米で液晶テレビのシェアは4位(日系企業第1位)を誇ります。
世界的に認められているトップブランドなのです。
北米を拠点にしていた船井電機が2017年から日本でも展開をスタート。
2017年〜2027年までの10年間、ヤマダ電機が独占販売することで決定。
当時の船井電機を知る人からすると「懐かしい名前」ですが、長らく日本を離れていた船井電機を知らない人が多いのも無理はありません。
ヤマダ電機の販売の仕方によっては「知る人ぞ知る」から「日本人なら誰でも知っている」テレビになるかもしれませんね。
フナイテレビは高機能ですので、それぞれ紹介していきます。
【特徴】音量は自動調整で録画機能付き!動画も充実
フナイテレビ全機種に対応している機能が「ぴったり音量」と「動画機能」。
動画サービスが視聴できる環境にも力を入れています。
さまざまな機能がありますが、なかでも重要視されそうな4種類を紹介します。
全機種対応
ぴったり音量
「ぴったり音量」は、音量の変化を自動的に調節する機能。
自動的に調節してくれるので面倒がなく聞きやすくしてくれます。
CMや番組の途中の音量調整も勝手にしてくれるんですよ。
録画機能
「おまかせ録画」「裏番組録画」「自動でまるごと録画」など機種により機能は異なりますが、どのテレビにも録画機能が付いています。
機種による
4Kクリアピクスリマスターを搭載
地上デジタル放送やブルーレイなどの映像を、独自のアルゴリズムで高画質な4K映像に変換してくれる機能です。
AndroidTVを搭載
Google Play ストアからアプリをインストールすれば、さまざまな動画配信サービスが利用できます。
引用 FUNAI
フナイテレビ32型と32Vの違いは?サイズの選び方を解説
以前に比べて大型テレビの需要が増えている気がする。
私も大型のテレビがほしいけど、どのサイズが部屋に合うのかわからない。
部屋によって適切なサイズがありますが、感覚的に分かりにくいですよね。
32V以上が主流ですので、32V〜65Vそれぞれが合う部屋のサイズを紹介します。
Vて何?32型と32Vは違うの?
言葉は似ていますが、実は意味が違うんです。
テレビの種類 | 呼び方 | 意味 |
---|---|---|
ブラウン管テレビ | 「型」「インチ」 | テレビの画面とフチを合わせた大きさを示す |
液晶テレビ | 「V」 | テレビの画面の大きさを示す |
まずは32型と32Vの違いについて解説していきますね。
32型と32Vはブラウン管テレビか液晶テレビか
テレビの大きさを、ブラウン管時代は「型」や「インチ」だったのが、液晶テレビは「V」で示すようになりました。
「型」と「インチ」は同意語です。
テレビの画面とフチを合わせた大きさを示すのが「型」であり「インチ」でもあります。
Vは「Visual Size」を略したもので、実際に画像が映し出されている画面の大きさのことを言います。
画面サイズは、ブラウン管テレビが「4:3」液晶テレビが「16:9」という主な比率があります。
32型から薄型の32Vへ買い換える場合、画面の縦方向の長さが約9㎝も短くなるので要注意!
液晶テレビは薄型なのも相まって、ブラウン管テレビに比べると小さく感じます。
想像よりも大きめサイズで検討しましょう。
フナイテレビのサイズは24V〜65Vまで展開しています。
※2022年5月現在
その中でも32V以上が主流です。
部屋に合うテレビの大きさは最適な視聴距離を配慮する
部屋の大きさに合ったテレビを選ぶには、最適な視聴距離を配慮する必要があります。
最適な視聴距離は、液晶テレビか、4Kのテレビかによって異なります。
SHARPとPanasonicを参考に「液晶テレビ」「4K」のサイズ感をまとめました。
液晶テレビ
部屋の広さ | テレビのサイズ | 視聴距離 |
---|---|---|
6畳未満 | 32V | 約1.2m |
6畳〜8畳 | 37V〜42V | 約1.4m〜約1.6m |
8畳〜12畳 | 46V | 約1.7m |
12畳以上 | 52V以上 | 約1.9m |
フナイテレビの場合は43V型以上は全て4K。
他メーカーも4Kが多いので気をつけましょう。
4Kテレビ
液晶テレビに比べて4Kの視聴距離は近くて良いです。
そのため、4Kのテレビを購入する際は、今までよりも気持ち大きめサイズが部屋に合いますよ。
部屋の広さ | テレビのサイズ | 視聴距離 |
---|---|---|
4.5畳 | 43V以上 | 約0.8m |
6畳 | 49V以上 | 約0.9m |
8畳 | 55V以上 | 約1.0m |
10畳 | 65V以上 | 約1.2m |
16畳 | 75V以上 | 約1.4m |
4K のテレビは一般的な液晶テレビと比べてさらに薄型。
もしもブラウン管から4Kのテレビへ買い換える場合は、より大きめサイズの購入を考える必要があります。
機種にもよりますが、32型のテレビを買い換える場合、43Vを検討しても良いでしょう。
ヤマダ電機で直接サイズ感を見るとイメージがつきやすいかもしれませんね。
フナイテレビだけに限らず49V以上は高機能のテレビが多いので、ぜひ店舗で体験してみてくださいね。
まとめ
- フナイテレビは、メーカーと販売店を合わせて5年〜7年(機種による)の保証がつく
- 液晶テレビの寿命は8年〜10年、有機ELテレビは4年〜10年
- 北米の液晶テレビでシェア4位を誇るフナイテレビは、日本では2017年〜2027年までの10年間はヤマダ電機が独占販売する
- フナイテレビは全機種「ぴったり音量」「録画機能」の2種類が標準装備している
- 視聴距離(テレビを視聴するのに最適な距離)を配慮し、部屋の大きさに合わせてテレビのサイズを選ぶ必要がある
- 6畳の場合、液晶テレビは37V型4Kは49V型、8上の場合、液晶テレビは42V型4Kは55V型が部屋に適したテレビのサイズ
フナイテレビに限らず、どんな商品でも当たり外れはあります。
テレビの保証は1年間が一般的なのに対して、フナイテレビは5〜7年間と長期保証で安心感が持てます。
49V型以上は、画質・音質のレベルが高く、機能が充実しているテレビが多いです。
画質や音質のクオリティが向上し続けている現代で、比較的安価なフナイテレビの購入ハードルは高くないでしょう。