ライターはタバコを吸う方にはなくてはならないアイテムです。
お出かけ先で忘れて来た事に気が付いて100円ライターを購入したり、何かの景品でもらったりして、増えてしまう事も。
増えすぎてこんなに使い切れない!誰か引き取りしてくれないかな?
100円ライターを引き取りしてもらう方法をご紹介しますよ!
また、使い切った100円ライターがたくさんお家にあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ライターにはガスが入っており、使い切ってもガスは残っています。そのまま捨てると発火の恐れがあってとても危険!
100円ライターを安全に捨てる方法、ガス抜き方法に加え、100円ライターをガスバーナーにしてしまう便利アイテムなどもご紹介します。
増えすぎた100円ライターを引き取りや有効活用などで減らせば、すっきりしますよ!
100円ライターを引き取りしてもらう方法4つ
たくさん溜まってしまった100円ライター。引き取りしてもらう方法は下記の4つです。
100円ライターを引き取りしてもらう方法4つ
- 不用品回収業者に引き取りをしてもらう
- オークションに出す
- 回収ボックスに入れる
- タバコを吸う知人に譲る
【方法1】不用品回収業者に引き取りをしてもらう
不要な100円ライターがたくさんある時は不用品回収業者に100円ライターを引き取ってもらうと楽ですよ。
引き取りには費用がかかりますが、ガス抜きの手間が省けるのは嬉しいポイント!
他にも不用品がある時など、まとめて引き取りに来てもらうといいですね。持ち込みできる業者もありますよ。
【方法2】オークションに出す
ジッポライターなどは高く売れる事もありますが、残念ながら100円ライターに高値は付きません。
しかし、100円ライターであってもたくさん欲しいという人はいます。
50本や100本など、100円ライターを大量にまとめて安くオークションに出すという手もありますよ。
ただし、ひとつ注意事項が。
100円ライターは、ガスが入っている状態では発送できません。
発送しようとするならガスを抜かないといけないので、意味がありませんよね。
100円ライターの容器を使ってアート作品を作りたいとか言う人ならガス抜き済みの方が良いですが、そういう人はごく一部でしょう。
100円ライターをガスが入った状態でオークションに出すのであれば、落札するのは手渡しで引き取りできる人でないといけません。
【方法3】回収ボックスに入れる
自治体によっては、公民館や役所などにライターの回収ボックスを設置している場合があります。
- 愛知県刈谷市はガスを抜いて入れる
-
必ず使い切った使い捨てライターのみ入れてください。(チャッカマンなどの点火棒を含みます。)
ガスの抜き方はライター・ガスボンベの正しい捨て方のページを参考にしてください。
(参考 刈谷市HP)
- 大阪府交野市はガスが残っていてもOK
-
交野市では、ガスが残ったままでも廃棄できる「使い捨てライターやチャッカマンの回収BOX」を市内の7施設(別表参照)に設置していますのでご協力お願いします。
(参考 交野市)
ガスが残っていてもそのまま入れられる場合もありますので、楽に処分できますね。
お住まいの地域に回収ボックスがあるか、役所に確認してみましょう。
【方法4】タバコを吸う知人に譲る
知人にタバコを吸う人がいるなら、100円ライターを引き取ってくれる人がいるかも知れませんよ。
譲る場合、発送はできないので手渡しでね!
もし知人も引き取り手を探しているなら、一緒にまとめて【方法1】~【方法3】で引き取ってもらうのもいいですね!
100円ライターの捨て方を知って正しく処分しよう
100円ライターは手軽に火を付けられる便利なものですが、大変危険なものでもあるという事を忘れてはいけません。
安全な捨て方を覚えておき、事故の防止につとめましょう。
100円ライターの安全な捨て方
- ガスを抜く
- 水に浸ける
- 自治体の定めに従って捨てる
100円ライターの安全な捨て方3ステップ
100円ライターを捨てるにはまずガスを抜かないといけません。
使い終わってもう火が付かない100円ライターであっても少量のガスが残っていますので、ガス抜きを行いましょう。
安全なガス抜きの方法は「100円ライターのガス抜き方法!安全に処分する為に」で詳しくご紹介していますので合わせてご覧下さいね。
発火を防ぐ為、ガス抜きを終えた100円ライターを水に浸けます。
ガス抜きをしているので燃える可能性は少ないですが念には念を入れておきましょう。
そのまま捨てるのは絶対NG!
100円ライターを捨てる時、そのまま捨てるのは絶対NGです!発火や爆発の原因になります。
100円ライターの中には高圧のガスが入っており、日差しなどによって中のガスが熱せられると、爆発の恐れがあります。
また、ごみ回収車は、内部でごみを圧縮しています。
ガスが入ったままのライターが圧縮された時に着火ボタンが押された状態になって発火する事もあるのです。
実際にガスが入ったまま捨てられた100円ライターが原因で、ごみ回収車が火事になった事例があります!
100円ライターを捨てるには、必ずガス抜きをしないといけないのです。
100円ライターのガス抜き方法!安全に処分する為に
100円ライターは火を付ける道具です。正しく扱わないと火災や爆発の原因に!
100円ライターのガス抜き方法を知って、安全に処分しましょう。
100円ライターの安全なガス抜き方法
- 風通しの良い屋外で行なう
- 着火ボタンを押す
- 音がしなくなるまで押し続ける
- 着火ボタンを押してみて火が付かなければガス抜き完了!
100円ライターの安全なガス抜き方法4ステップ
ガス抜きをすると辺りに気化したガスが漂います。
その為室内や風通しの悪い場所でガス抜きを行なうのは危険です。
必ず風通しの良い屋外で、周りに火気がない事を確認してからガス抜きを行いましょう。
また、一度にたくさんのガス抜きをするのもガスの濃度が上がって危険です。
ガス抜きをするのは1~2本くらいずつにとどめておきましょう。
念の為、バケツに水を入れてそばに用意しておくと良いですよ!
100円ライターの着火ボタンを押します。火が付いた場合は吹き消します。
ガスが抜けていきます。かすかにシューという音も聞こえます。炎調節レバーを「+」に動かしてガスの抜ける量を増やしましょう。
ガスが抜けきるまで着火ボタンを押し続けます。未使用の100円ライターなら30分~1時間くらいかかります。
ちょっと待って!そんなに押し続けるの!?
大丈夫!ガムテープを用意して!
着火ボタンを押した状態でガムテープを貼って固定すれば指で押し続けなくてもガス抜きができますよ。
念の為一晩くらいそのまま置いておくと良いでしょう。
シューという音がしなくなった事を確認し、ガムテープを外します。
念の為もう一度着火ボタンを押してみて、火が付かなければガス抜き完了です!
叩き割るのは絶対NG!
100円ライターを叩き割れば簡単にガス抜きができると思われる方がいらっしゃるかも知れません。
これはとっても危険なので絶対NGです!
ガスが残っていても少しだけなら大丈夫でしょ?
少しでもだめ!
100円ライターを叩き割ると、摩擦で火花が発生する事があります。残っていたガスに火花が引火したら火災や爆発の恐れが!
正しい方法で安全にガス抜きを行いましょう。
100円ライターがガスバーナーに!?便利アイテム3つ
100円ライターは余っているけれど売るほど多くないし、捨てるのももったいない…。
何かに使えないかな?
というあなたにはおすすめなアイテムがありますよ!
おすすめ便利アイテム3つ
- ポケトーチ
- にぎっ点火
- カセットライター
100円ライターがガスバーナーに変身!SOTO ポケトーチ
「ポケトーチ」は100円ライターをセットする事でガスバーナーとして使えるようになるアイテムです。
100円ライターが少し大きくなるくらいのサイズ感なので、コンパクトなガスバーナーですね。
それでも、炎の温度は約1300℃!一般的な100円ライターの炎の温度は約800~1000℃なので、ずいぶん火力が上がりますね。
食材を炙ったりはんだ付けをしたり、手軽にガスバーナーを使えますよ。
また、「ポケトーチ」の炎は100円ライターよりも風に強いのでキャンプやお墓参りにも便利です。
ガスが無くなったら中の100円ライターを交換すればOK!これで100円ライターも有効活用できますね。
風の中でも大丈夫!マルエス 風防ライターケース にぎっ点火
「にぎっ点火」も100円ライターをセットして使う商品です。
「にぎっ点火」はポケトーチのようにバーナー化するのではなく、100円ライターの炎を風から守るものです。
屋外で100円ライターを使いたい時に便利なアイテムですね!
着火ボタンにロックが付いているライターは使用できないなど、どんな100円ライターでも使えるわけではないのが注意点です。
100円ライターを安全に使える!トラスコ中山 カセットライター
「カセットライター」も100ライターをセットして使う商品です。
着火ボタンが着火部から遠くなるので、火を付けても指先が熱くなる事がなく、安全に使えます。
「カセットライター」はガスバーナーやガス溶接機の着火に使用する物のようですが、キャンドルやコンロ、ストーブなどの着火も安全に行えますね。
100円ライターを有効活用できるアイテム3つをご紹介しました。
まとめ
- 100円ライターは不用品回収業者や回収ボックスなどで引き取ってもらう事ができる
- 100円ライターは必ずガスを抜き、安全に捨てる
- 自治体によって100円ライターのごみ区分は異なる
- 100円ライターをガス抜きしないで捨てたり叩き割ったりすると火災や爆発の原因になる
- 100円ライターのガス抜きは、必ず風通しの良い屋外で安全に行なう
- 余っている100円ライターを捨てたくない場合は、ポケトーチなど100円ライターをセットして使うアイテムで有効活用しよう
増えてしまった100円ライターの行き先は決まりましたか?
今後は、「忘れない」「もらわない」事を心に留めて、なるべく増やさないようにしたいですね!