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モスキート音の嫌がらせは騒音被害で訴えるのも可能?証拠確保が重要

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音は年代により聞き取ることができる周波数(高さ)が異なります。

聞き取れる年代の違いを利用し、若者のたむろ防止などに特定の周波数を活用している事例もあります。

ところが、その特徴を悪用し、モスキート音の嫌がらせが起きているのも事実です。

特定の人にしか聞こえないことが多く、同居人にも理解してもらえないことがありとても苦しいです。

モスキート音の嫌がらせは騒音問題として被害届を受理してもらえる可能性があります。

ただし、モスキート音の発生源は悪意の人間だけではなく、機器が原因の可能性もあるので、冷静に発生源を特定することが必要です。

この記事ではモスキート音の嫌がらせを第三者に相談する方法だけでなく、モスキート音を有効に活用できる事例も紹介します!

もくじ
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モスキート音は嫌がらせとは限らない?原因は2パターン

部屋に居るとずっと「キーン」と耳に響く音が聞こえて辛い…

家族では私だけが聞こえていて、相談しても取り合ってくれない…

もしかしたらモスキート音が原因かもしれません!

原因不明の高い音に悩まされている場合は、モスキート音を疑いましょう。

モスキート音が発生する原因は2つ考えられます。

  • 隣人などからモスキート音による嫌がらせをされている。
  • 機器から異音が発生している。

それぞれのケースについてご紹介します。

モスキート音とは蚊の羽音のような音

まずはモスキート音について簡単にご説明します。

モスキート(Mosquito)とは英語で「蚊」を意味しており、蚊の羽音のような高周波の音をモスキート音と呼びます。

人間が聞くことができると言われている周波数は、20Hzから20,000Hzです。

ピアノの一番低い音が約20Hzなんだって♪

モスキート音は一般的に、17,000~18,000Hzの周波数の音を示します。

加齢とともに聴力が低下するため、高い周波数の音は聞こえづらくなっていきます。

年代別の聞き取ることができる周波数の上限は表の通りです。

年齢聞こえる周波数上限
60から69歳8,000~9,000Hz
50から59歳10,000~11,000Hz
40から49歳12,000~14,000Hz
30から39歳15,000Hz
25から39歳16,000Hz
18から24歳17,000~18,000Hz
13から17歳19,000~20,000Hz

(※耳年齢は実年齢と異なる場合があるので、必ずしも表の通りではありません。)

モスキート音が若い人にしか聞こえないのは、年齢のせいだったのか…

モスキート音は隣人の嫌がらせの可能性がある

モスキート音が聞こえる原因のひとつとして、他者からの嫌がらせが考えられます。

特に嫌がらせの犯人として多いのは隣人です。

在宅時や寝る時間帯を狙って、モスキート音の嫌がらせをされている事例もあります。

音は壁などの障害物があると聞こえづらくなります。

高い音のほうが響きにくいですが、アパートなどの壁では完全に遮断されません。

人によって聞こえ方が異なるモスキート音。

同居人には聞こえておらず、聞こえるのは気のせいかもしれないと、さらに悩んでしまうケースもあります。

モスキート音が常に聞こえていると非常にストレスを感じるため、体調不良になってしまうかもしれません。

嫌がらせされているかもしれない状態をそのままにせず、モスキート音の原因をはっきりさせましょう。

すぐに隣人を疑うのではなく、冷静に原因を探ろう。

モスキート音は機器から発生する場合がある

モスキート音など高周波の音は、機器から発生する場合があります。

ブレーカーを落とすとモスキート音が消えるときは、電化製品などから発生している可能性が高いです。

自宅の電化製品からモスキート音が発生する可能性がある、ということは、隣人や他のお宅でも同様の可能性があります。

他者が原因でモスキート音に悩んでいるときは、嫌がらせされているとネガティブに考えてしまうと思います。

しかし隣人はモスキート音を故意に発生させておらず、かつ、聞き取れないだけかもしれません。

モスキート音の原因が隣人にある場合でも、仕返しすることなく冷静に対応しましょう。

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モスキート音を消す方法!被害届には音の測定が必須?

モスキート音を簡単に打ち消す方法はありません。

理論的には音は波なので、聞こえてくる音の波と高さと長さがまったく同じ音の波を返せば、ほとんど聞こえなくなります。

でも現実的ではないですよね…

  • 人が発生させているときは、その人にやめてもらう。
  • 物から発生しているときは、修理したり買い替えたりする。

原因を突き止め、それぞれに合った対応をすることが、モスキート音を消す方法への近道となるのでご紹介します。

他者から嫌がらせをされている場合

モスキート音の嫌がらせをしている犯人を突き止め、やめてもらうことが一番の消す方法です。

あなたが引っ越すことや我慢し続けることを選んで、あなただけがつらい思いをしないためにも実行してみませんか。

話し合いで解決できれば望ましいですが、嫌がらせをするような相手なので、次の手段も視野に入れておきましょう。

モスキート音による嫌がらせは、騒音問題として警察に被害届を受理してもらえる可能性があります。

ただし、騒音問題の被害届はなかなか受理してもらえないのが現状です。

被害を受けているモスキート音が犯罪になるのか、がポイントとなるので、証拠集めが重要となります。

モスキート音の証拠を確保する

モスキート音など、人に聞こえにくい音は録音できないことが多いです。

発生源を突き止めるために、音を測定する必要があります。

騒音を測定するためのアプリや測定器を購入すれば、個人でも測定可能です。

おすすめアプリ

Apple版のモスキート音測定アプリ。

有料ですが、専用の機器を買うことを考えると安くすみます♪

価格:860円

おすすめ測定器

TENMARS 高周波用電磁波測定器 TM-195

195 ( H ) x 60 ( W ) x 60mm ( D ) 約180g ( 乾電池含む )とコンパクトながら、多機能な測定器。

騒音測定結果を証拠として使用する場合、第三者の手を借りて発生場所や音量などを客観的に測定してもらうことをお勧めします。

手を貸してくれるのは、騒音などの測定を専門に請け負っている会社や興信所です。

調査結果を書類にまとめてくれることが多いので、警察や嫌がらせ相手に話をする際にそのまま証拠として使えます。

また、音が発生する頻度や時間帯は、あなたの記録が貴重な証拠となります。

個人で測定した結果で犯人に話をして解決すれば、穏便なモスキート音を消す方法ですね…

同じ部屋に暮らす家族の中でも、モスキート音が聞こえる人と聞こえない人がいる場合も考えられます。

一番近くにいる家族に理解してもらえないと、被害者の苦しみが大きくなってしまいますね。

原因を特定し、証拠をそろえて、早めに警察や調査に協力してもらえる第三者に相談することをお勧めします。

被害届の項目や提出時に必要な物

被害届は警察官が被害者の話を聞き、警察官が記載することが多いので、事前に用意して持参する必要はありません。

基本的に被害者本人が提出することが望ましいです。

被害届の項目
  • 被害者の住所、職業、氏名、年齢
  • 被害にあった年月日時
  • 被害にあった場所
  • 被害の詳細
  • 被害金品
  • 犯人の住居、氏名、人相、着衣、特徴等(わかる範囲で良い)
  • その他参考事項
被害届提出時に必要な持ち物
  • 身分証明書(運転免許証など)
  • 印鑑

被害から時間が経過した場合、被害届が受理されにくくなるため、証拠を集めたらすぐに提出しましょう。

警察が味方になってくれたら、とても心強いですね。

機器が原因でモスキート音がする場合

機器からモスキート音が発生している場合は、修理したり買い替えたりすることで解決します。

電源を切ったり、ブレーカーを落としたりして、モスキート音が消えたら機器を疑いましょう。

発生源が特定できないときは、音を測定できるアプリや機器を用意して原因を探しましょう。

機器によっては、時間が解決することもあるようです。

実はモスキート音を発生させる可能性がある機器はとても身近にあります。

  • スマートフォンなどの充電器
  • 延長ケーブル
  • DVDレコーダー
  • パソコン

これらに限らず、電子機器であればモスキート音が発生する可能性があります。

「コイル鳴き」が原因となることが多いです。

コイル鳴きとは

電子回路の中のコイルや変圧器が細かい振動を起こし、高周波の音が発生する現象のことです。

原因の機器を耳元からなるべく遠ざける、箱などで覆うなど物理的にモスキート音を遮断することもひとつの消す方法です。

お財布に余裕がある場合は、原因機器の買い替えを検討した方が解決する可能性が高いです。

ご自身の体調と相談しながら、早めに原因を除去することをお勧めします。

放置して我慢した結果、体調を崩してしまったら悲しい。

モスキート音はアプリで発生させられる!活用事例紹介

モスキート音は使い方次第で生活の役に立ってくれるんです!

モスキート音を発生させる装置は、深夜の若者のたむろ防止のため、2005年に開発されました。

この装置はイグノーベル賞(人々を笑わせ、考えさせてくれる研究に与えられる賞)を受賞しています。

実際に日本でもモスキート音活用している事例があります。

  • 深夜の公園の若者たむろ防止
  • 商業施設のネズミ対策

モスキート音は悪い面ばかりではないんだね!

モスキート音の活用事例をご紹介します。

若者のたむろ防止への活用事例

「若者たむろ防止装置モスキート」が東京都足立区の公園に設置されています。

深夜に若者がたむろすることによる騒音問題や、器物破損などの問題が起きていたためです。

モスキート音が若者にしか聞こえないことを利用して、たむろしている若者の騒音問題や器物破損を防止することが狙いです。

実際に一定の効果はあったようですが、普通に暮らしている若者にも不快感を与えてしまうなど問題もありました。

若者ではなくなった私は、モスキート音が聞こえることを喜ぶべきか不快に思うべきか。

モスキート音でネズミ対策ができる

様々な高周波を発生させるアプリが発売されています。

動物や鳥類などは、人が聞き取ることができる高周波の音より、さらに高周波の音(超音波)が聞こえるんです。

対象に合わせて高周波の音を発生させることで、害獣によるいたずら対策をすることができます。

撃退対象聞こえる周波数
ねずみ68,000Hz
120,000Hz
65,000Hz

人間が聞くことができる周波数は、20Hzから20,000Hzでしたね!

実際に、商業施設の出入口に装置を設置し、高周波の音を発生させることでネズミ対策をした事例もあります。

アプリの高周波の音で手軽にネズミ対策できたら嬉しいですよね。

無料で使えるアプリやネズミ駆除に特化した機器が販売されています。

おすすめアプリ

Appleのアプリですが、蚊・猫・犬・鼠・蠅・若者を遠ざけることができると謳われています。

無料なので、気軽に試すことが出来ます♪

価格:無料

おすすめ機器


ただし、高周波の音は人間にも聞こえる可能性があるので使い方には注意が必要です。

仮に、猫のいたずら防止でベランダにモスキート音を発生させる場合、隣人やご近所さんに配慮が必要なことを忘れてはいけません。

隣人がモスキート音による嫌がらせだと勘違いしてしまうと、トラブルになってしまいます。

またペットを飼っていた場合、ペットに音が聞こえて、ストレスにより体調を崩してしまうかもしれません。

周囲の環境に十分配慮したうえで、便利なモスキート音を活用しましょう。

まとめ

  • モスキート音の原因は、隣人などによる嫌がらせか機器から発生していることが考えられる。
  • モスキート音は一般的に、17,000~18,000Hzの周波数の音を示す。
  • モスキート音による嫌がらせは、騒音問題として警察に被害届を受理してもらえる可能性がある。
  • 被害を受けているモスキート音が犯罪になるのか、がポイントとなるので、証拠集めが重要。
  • 電源を切ったり、ブレーカーを落としたりして、モスキート音が消えたら機器を疑う。
  • モスキート音は、若者のたむろ防止やネズミ対策に活用できる。

不快なモスキート音を我慢し続けてしまうと、とてもストレスが溜まり体調を崩してしまいます。

ご自身の体調を一番に考え、できる限りモスキート音の原因を除去しましょう。

また、モスキート音を使用するときは、必ず人に配慮して上手に活用しましょう。

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