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厄年の女性がしてはいけない4つのこと!理由や厄払いの方法も解説

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周りの人から「厄年だから気を付けて」といわれるけど何を気にしたらいいんだろう?

厄年は、決まった年齢に訪れます。
でも、厄年について改めて考えると何をしてはいけないのかは知らない人が多いですよね。

厄年は男性と女性で違いますし、周期も違います。
それが厄年がわかりにくいといわれる一つの原因かもしれません。

女性の厄年は、19歳から始まり、女性の大厄は33歳になります。

厄年の前後1年間を前厄、後厄といいその3年間には、「新しいこと」をしてはいけないと昔から言い伝えられているのです。

今回は厄年の数え方や厄年の年齢という基本的な内容、具体的なしてはいけないこと、厄払いについて詳しく解説をしていきます。

厄年の期間も快適に過ごせるように参考にしてみてください。

もくじ
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厄年の女性がしてはいけない4つのこととその理由

厄年の女性がしてはいけない4つのこととその理由

厄年が近くなったり、厄年を迎えたりすると周囲の人達から「厄年だね。気を付けないと」と言われることがあります。

ただ、この「厄年」について改めて考えると理由がわからないという人も非常に多いです。

昔から言われているからというのが一番多い理由ですが、それだけでは釈然としませんよね。

特に女性の場合は、大厄が33歳です。
厄年の前後1年間は前厄、後厄となります。

さらに女性は37歳でも厄年を迎え、その前後1年間も前厄、後厄と考えると6年間です!

30代の貴重な時期を6年間も理由もわからずに怯えて過ごすなんて、考えるだけでもしんどくなってしまいますよね。

一般的に厄年には新しいことをしてはいけないといわれています。

  • 転職
  • 引越
  • 家を新しく建てる、新築する
  • 結婚

新しいこととは上の4つを指します。
ただ、女性の30代というのは、人生の転機の時期です。

仕事でも若いころからの努力が実って新しい役職を任されることもあります。

好きな人と結ばれて、新しい生活を始めようと考えることもあります。

もしくは、家庭を持って新しい家族が増えることだってあるでしょう。

少し考えただけでも、新しいことをしなければならない状況がたくさんありますよね。

そのすべてを断念しないといけないの!?厄年のために!?

そう不満をもらしてしまうのも当然といえば当然ですよね。

厄年について知ることで、してはいけないことを無理に避けなくても、気持ちよく過ごすことができます。

「敵を知り己を知れば」ということわざもあるように、まずは厄年について理解することが大切です。

厄年について、その数え方や、実際の年齢、また新しいことをしてはいけない理由について解説していきます。

厄年については満年齢ではなく数え年で計算する

厄年とは満年齢ではなく数え年で計算します。
現在では、年齢を記入する場合には満年齢で記入します。

数え年と満年齢には次のような違いがあり、数え方で年齢が変わってきます。

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数え年母親のお腹にいる間も年齢を重ねていると考え、生まれた時に1歳となる
一般的には1月1日に1歳ずつ年齢を重ねていく
満年齢現在の一般的な年齢のこと
生まれたときを0歳とし、誕生日を迎えるごとに1歳ずつ年齢を重ねていく

数え年の年齢を取るタイミングについては諸説あります。

  1. 旧暦の1月1日

私たちが現在使っている暦は太陽の動きをもとに作られた「太陽暦」です。

太陽暦が採用されたのは、明治6年のことで、それ以前の暦を「旧暦」としています。

旧暦では、月の満ち欠けをもとにして、季節ごとの太陽の動きを加味して作られた太陰太陽暦といわれる暦法です。

太陰太陽暦と太陽暦は基本的な計算の仕方が違うため、旧暦の1月1日を現在の日付に計算しなおすと多少のズレが生じます。

旧暦の1月1日は、立春の前後になることもあり、この日と決めることが難しくなっています。

  1. 立春(旧暦の節月における年始)

立春とは、暦の上で春が始まる日のことです。
立春についても、現在の新暦とは数え方が違うため新暦に直す際に計算が必要になります。

  1. 新暦の1月1日

現在の暦の1月1日のことです。
旧暦の日にちとなると毎年日付が前後してしまうこともあります。

今では数え年は1月1日に年を重ねるというのが一般的になるようになりました。

女性の厄年は19歳からが一般的

厄年については、地域により多少の違いはありますが、一般的には下記のようになっています。

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前厄本厄後厄
18歳19歳20歳
32歳33歳34歳
36歳37歳38歳
60歳61歳62歳
女性の厄年

ちなみに男性の場合の厄年は女性とは少し違ってきます。

スクロールできます
前厄本厄後厄
24歳25歳26歳
41歳42歳43歳
60歳61歳62歳
男性の厄年

厄年には、本厄、前厄、後厄と呼ばれる3つの期間がありますが、一般的な厄年が意味するのは「本厄」です。

本厄というのは、厄年の本番の年という意味です。

本厄の兆候が現れる年を前厄とし、厄年の兆候が落ち着く年を後厄とするのが一般的です。

厄年の中でも大厄というのがあり、大厄の間は「万事を慎むべき」だといわれています。

女性の大厄は、37歳で、男性の大厄は42歳。

女性は(散々)から33歳、男性は(死に)から42歳と語呂合わせの一種だとも言われており、語呂で覚えると覚えやすいかもしれませんね!

厄年に新しいことをしてはいけない理由

厄年には新しいことをしてはいけないと古くから言われています。

その起源は中国が由来の「陰陽道」であり、これを元に災いを招きやすい年であるといわれているのが厄年にあたります。

日本では、平安時代にはすでに厄年という概念があり、今のような厄年の考え方が根付いたのが江戸中期の元禄の時期だとするのが一般的です。

江戸時代というと、今よりも400年以上前です。
当時の平均寿命は30代ともいわれており、50歳ともなると長寿と言われるほどでした。

また、病気などは「厄災」と考えられていたため、病気でなくなった場合にも、「厄年だから」とされるような状況でした。

その名残が現在にも残っているのが、厄年に新しいことをしてはいけない理由につながっているのです。

新しいことを始めるのはリスクがあるため、厄災の時期にするべきではないという考え方ですね。

ただ、厄年については科学的根拠は何一つありません。
古くからの習わしの一種に過ぎないのです。

とはいえ、厄年の考え方をすべて否定するつもりはありません。

女性の厄年である19歳という年齢は高校を卒業する時期にあたります。

高校卒業と共に親元を離れて、新生活を送る人も多く、今までとは違う世界が広がり始める時期です。

また、30代というと、人生の転機を迎える人が多くなります。

結婚や仕事での役職変更があったり、貯金をためて家を建てたりする人も多いでしょう。
厄年はいわば人生の節目の時期なんです。

厄年の年齢というのは、人生の節目にあたる時期であり、自分の人生を見つめ直す時期くらいに軽く考えてください。

それだけでも気持ちが少し軽くなりませんか?
「病は気から」というように、厄年を気にしすぎることが一番良くありません。

まずは気持ちを楽にして、それでも気になる場合には、厄払いや厄落としとして神社やお寺に行くのも一つの方法です。

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厄年の厄払いは節分まで!マナーについても解説!

厄年の厄払いは節分まで!マナーについても解説!

厄年に厄払いや厄除けに行くという人も多い事でしょう。

厄払いと厄除けといいますが、それぞれに違いがあるというのはご存じでしょうか?

厄払いと厄除けには、場所を含めて3つの違いがあります。

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厄払い厄除け
行う場所神社お寺
意味すでについている厄を払ってもらう厄を予防する
儀式の内容宮司や神職の方が神道のしきたりに従って行う「護摩祈祷」により行う

ただそこまで厳密に考える必要はありませんので、ここでは厄払いとして説明していきますね。

厄払いは1月1日から2月3日までに!

厄払いは、年明けから節分までにするようにと言われています。

旧暦においては、立春から次の立春が1年と考えられていました。

立春の前日にあたる節分は1年最後の日とされ、その年の内に厄払いしておきましょうという考えからきています。

ただ、これは一般的にいわれているだけで、節分を過ぎたからといって神社やお寺に厄払いを断られるなんてことにはなりません!

大切なのは気持ちの問題です。
どうしても気になる場合には、事前に神社の方に相談してみてくださいね。

今更聞けない厄払いのマナー

神社というのは神聖な場所で、日常的にお参りすることも少ない場所です。

いざその場になると、どうしていいかわからずに不安になってしまいますよね。

一般的な厄払いのマナーをご紹介しておきますので、参拝の際に参考にしてください。

厄払いは本厄の時に行くだけで問題ありませんが、前厄や後厄の時に行ってはいけない決まりもありません。

あなた自身が気持ちよく過ごせる範囲で厄払いに行くようにしてくださいね。

STEP
厄払いの事前予約は不要

特定の日が決められているわけではありませんので、あなた自身の都合で参拝しても大丈夫です。

ただ、年末年始などについては、初詣客などで人が多すぎて対応できないといわれる場合があります。

どうしても年始じゃないと時間がとれない!

という場合には、事前に神社の方に相談してみてください。

STEP
厄払いの時の服装に決まりはない

服装については、礼服やスーツなどで問題ありません。

ただあまりにも華美な色合いのものや、フォーマルスーツは避けた方がいいでしょう。

そのほかにも下記のような服装は一般的にはNGとなりますのでご注意を!

NGとなる服装
  • デニム製のジャケットやパンツ
  • 露出度の高い服装
  • ヨレヨレのシャツやサンダル

防寒着としてマフラーやコートを着用している場合には、本堂に入る前には防寒着は脱ぐようにしてください。

STEP
神社では社務所などで祈祷の申込をすませる

神社には社務所がありますので、まずはそこで祈祷の申し込みをすませておきましょう。

お寺の場合には、寺務所で同様の手続きを行うことができます。

わからない場合には、社務所や寺務所の方に聞けば説明してもらえますよ。

STEP
祈祷前には、手水舎で手水を使う

神社の中には手水舎があります。手水舎の水で両手を洗い、口をすすぎましょう。
このことは「手水を使う」といいます。

水には邪気を清める効果があるため、両手を清めて、口をすすぐことで、心(魂)も清めるという意味があるんです。

  1. 手水を使う時は、まず右手で柄杓を持って左手にかけて洗います。
  2. 次に、柄杓を左に持ち替えて、同じように右手にかけて洗ってください。
  3. 再度柄杓を右手に持ち替えて、左の手のひらに水を受け、その水を口に含んですすぎます。
    柄杓に直接口をつけてはいけませんので注意してくださいね。
  4. 口をすすぎ終えたら、もう一度水を左手にかけて完了です。

手水を使えたら、待合所で自分の番が呼ばれるのを待ちましょう。

STEP
本殿で儀式を受ける

何か行動が必要な場合は、指示がありますので指示通りに行えば問題ありません。

STEP
祈祷のお礼として初穂料を支払う

古来の日本では、神様への感謝の気持ちを込めて、その年に初めて収穫された稲穂をお供えしていました。

現在では、その代わりに「初穂料」として金銭をお礼に渡すことになります。

初穂料については明確な決まりはありませんが、3,000~10,000円が相場です。

明確な規定はありませんが、初穂料はのし袋に入れて渡すのがマナーとなっていますので、のし袋に入れて渡すようにしましょう。

のし袋に記入する際には以下の点に注意してください。

のし袋記入時の注意点
  • 外袋には「表書き」と書き、上部には「御初穂料」、下部には氏名を書く
  • 中袋には、表側に金額、裏側に氏名と住所を記入
  • 記入時は、ボールペンではなく筆や筆ペンを使用する
  • お札は肖像画印刷されている面を表に合わせる
  • お札は新札の方が望ましい
STEP
厄年を無事に過ごせたら、お礼参りも忘れずに

「お礼参り」といっても物騒なことではありませんので安心してください笑

お礼参りとは、神様に対してお礼を報告し礼拝することをいいます。
難しく考える必要はありません。

厄年を無事に過ごせました。ありがとうございます。

という感謝の気持ちを伝えるだけでかまいませんので、忘れずに行くようにしてくださいね。

厄年の女性は長いものをもらうと良い!

厄年の女性は長いものをもらうと良い!

厄年の女性が人からもらうと良いとされているものが3つあります。

  • 長いもの
  • 鱗模様のもの
  • 七色のもの

特に厄年の女性が母親や姉妹からもらうと効果が高いといわれています。

厄年は江戸時代頃から一般的にも認知されるようになりました。

江戸時代や明治時代は、長いものといえば帯や腰ひもが代表的で厄年の女性に贈られていました。

長いものというのは、長寿を願ってという意味が込められています。

長いものを肌身離さず身に着けることで厄災から守ってくれる効果があるとされたことから、長いものを贈る風習が生まれました。

現在であれば、以下の5つのプレゼントが贈られることが多くなっています。

長いもののオススメプレゼント
  • ネックレス
  • ブレスレット
  • マフラー
  • スカーフ
  • 長財布

いずれも長いものであり、かつ肌身離さず身に着けるものですね。

鱗模様というのは、龍神を連想させるためよいとされています。
龍神というのは、水を司っている神様です。

水は、昔から邪気を払い清めてくれるものであるとされています。

水を司る龍神様のご加護があるようにとの意味から、鱗模様のものを贈るとよいとされているのです。

七色については、諸説ありますが「七つの石を持つと、七つの災いから守り、七つの幸運を招く」と言われているところからきています。

由来を探ると意味はあるのですが、どれも言い伝えとして伝わってきているだけで、実際の効果のほどが証明されたものではありません。

大切なのは贈る人の「無事でいてね」という気持ちが込められているということです。

あなたがそれを受け取って安心できたのであれば、それが一番大切です。

贈ってくれた方には感謝の気持ちを持って、いただいたものと一緒に厄年を過ごすといいでしょう。

厄年の贈り物は自分で買ってもよい

厄年の贈り物については、貰う方が良いとされています。

ただ、それも明確な規定があるわけではありません。

ご自分で購入してもよく、あなたがそれを持つことで安心できれば、それがお守りとなってくれます。

お守りというのは、そのものに効果があるというよりも、それを持ってあなたが安心を得られたことにより効果を発揮するものです。

言い伝えに振り回され過ぎないようにしてくださいね。

ただ、それでもどうしても気になるという場合には、お母さんなどの身内や、友達に頼んでみてもいいでしょう。

贈ってもらったら、逆の時にはあなたが贈ってあげればいいのですから。

それによってお互いが厄年を快適に過ごすことが何よりも大切なんだということを忘れないでくださいね。

まとめ

  • 厄年は数え年で数え、女性については19歳から始まるのが一般的
  • 厄年の起源は中国の「陰陽道」。その名残で伝わっているが科学的根拠はない
  • 厄年の時期は人生の転機の時期にもなるため、自分を見つめなおす機会と考える
  • 神社で行うのが「厄払い」、お寺で行うのが「厄除け」という
  • 厄払いについては2月3日までに行うようにする
  • 厄払いは、本厄の時に行くだけで十分!気になる場合は、前厄・後厄も行っても問題なし!
  • 厄年の女性はネックレスなどの長いものをもらうといい
  • 長いものは自分で買ってもいいが、できるなら誰かに貰うほうがいい

「厄年には大変なことが起こる」と私自身も人から言われたことがありますし、友人に言ったこともあります。

でも、改めてその理由を考えると知らないことがたくさんありました。

厄年についても科学的根拠はありませんし、それほど気にする必要はありません。
そうはいっても、気になってしまうのが「厄年」。

一度気になってしまうと、なにか悪いことが起こるたびに「やっぱり厄年だからか…」と考えてしまうことになり、気分が落ち込んでしまいます。

厄払いをしたり、厄年に貰うと良いといわれているものを貰ったりすることで気分良く過ごせるなら行動は起こした方がいいです。

「厄年」を後ろ向きなものとしてとらず、今後の人生をよりよくするいい機会ととらえ、厄年の期間も気持ちよく過ごせるように心がけてくださいね!

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