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座薬の保管方法は冷蔵庫が最適!?痛みが少ない入れ方やサイズ調節法も紹介

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座薬というお薬、小さいお子さんがいる家庭では馴染みがあるかもしれません。

小児科では、よく処方されるお薬の一つです。 

あなたは、その座薬の正しい保管方法を知っていますか?

座薬って、初めて処方されると、「どうやって使うの?」「管理はどうしたらいいの?」など、わからないことも多いでしょう。

座薬は基本的に冷暗所での保管になるので、家庭では冷蔵庫での保管が最適です。

間違った保管方法だと、座薬が溶けて変質してしまい、使えなくなってしまう事があります。

溶けてしまってて、いざというときに困ったなぁ…

安心して座薬を使うためには、座薬の正しい保管方法、座薬のメリットデメリット、上手な使い方など、知っていると安心です。

この記事が、あなたの疑問や不安が少しでも解消できたら嬉しいです。

もくじ
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座薬の保管方法は?冷蔵庫で保管しておくのが安心

座薬は、体内で溶けて吸収されるお薬です。
水分を吸収して溶けるタイプと体温で溶けるタイプと2つの種類があります。

お子さんに処方される座薬は、体温で溶けるタイプが多いでしょう。

体温程度で溶ける座薬の保管方法は、基本的に冷暗所!

家庭での「冷暗所」といえば冷蔵庫ですが、ここは座薬の保管方法として最適です。

我が家は、薬局からもらってきた薬の袋ごと冷蔵庫に入れてあります。

そうすると、名前、日付、用法用量などが書いてあるため、しばらく使わなかったとしても、次に使うときに安心して使用できます。

ただ、座薬にも使用期限があるので、しばらく使っていなかった物は使用前に確認しましょう。

座薬を冷蔵庫で保管する際の注意点

座薬を冷蔵庫保管するときの注意点は以下の2つ。

  • 凍らないようにする
  • 子どもが間違って口にしないようにする

冷蔵庫の中で置いておく場所によっては、座薬が凍ってしまう事があります。

凍ってしまうと座薬の成分変質等にも繋がるので、凍らせないようにしましょう。

また、冷蔵庫に保管していると子供が間違って食べてしまう可能性もあります。

冷蔵庫の中でも、子供の手が届かない場所に保管しておきましょう!

水分を吸収して溶けるタイプの座薬は、常温保存できるので、医師または薬剤師に、もらった座薬の保管方法について確認しておくと安心です。

子供の手の届かない場所に保管しておけば安心です

冷蔵庫は基本的に食品を入れておくところなので、子供が間違って食べてしまわないように注意が必要です。

水分を吸収して溶けるタイプの座薬は、常温保存できるので、医師または薬剤師に、もらった座薬の保管方法について確認しておくと安心です。

もし、溶けてしまった場合、お薬が変質してしまっている可能性があるので注意しましょう。

座薬を持ち出す場合のヒント

座薬を持って外出しなければならない時、溶けないか心配になりますよね。

いざ使おうとしたら、溶けてしまっていた…!

そうならないよう、外出の際、気候にもよりますが、保冷剤入りの保冷バッグに入れて持ち歩くのがおすすめです。

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座薬の効果は?メリットデメリットを知ろう

座薬とは、坐剤とも呼ばれ、肛門や膣から体内に入れて使う薬剤のことです。

水分を吸収して溶けるタイプと、体温でじわじわ溶けて吸収されていくタイプとあります。

座薬のメリットは?

座薬は、内服より効果が出るのが早いです。

また肛門から体内に入れて、直腸で吸収されるので、肝臓への負担も少ないです。

薬にもよりますが、大体30分くらいで効果が出始めると思います。

早くお薬が効いてほしい時は、座薬だと早く効果が期待できます!

嘔吐していたり、お口の中にトラブルがあったり、上手にお薬が飲めない場合なども、座薬が便利。

お子さんが苦しんでいる様子をみるのは辛いですよね。

早く苦痛を取り除いてあげたい場合、座薬は適しています。

座薬のデメリットは?

座薬にはデメリットもあります。

赤ちゃんなら気にならないかもしれなませんが、肛門から入れるため、入れるときに恥ずかしさがあります。

お子さんで、羞恥心が出てくる年頃だと、おしりを出すのが恥ずかしくて嫌だと言う子もいます。

もう一つのデメリットは、座薬を入れる時に、痛みや違和感があること。

そのため、座薬はあまり好かれません。

痛みに関しては、やり方次第で痛みを少なく入れることもできますので、次の章でご紹介します。

座薬の痛みが少ない入れ方とサイズの調節法

座薬の入れ方を知っていますか?
座薬を入れるのって、分からなかったり慣れなかったりすると不安ですよね。

実際、私の旦那は分からないし怖いからと言い、子供に座薬を入れたことがありません。

難しい使い方ではないので、少し座薬の事を知っているだけで、スムーズに入れられると思います。

痛くない入れ方

まず、座薬は使用する少し前に冷蔵庫から出して常温に戻しておきましょう。

冷たいままの座薬を使うとそれが刺激になり、痛みの原因にもなってしまいます。

また、座薬には向きがあります。大体の座薬は尖った方から肛門に入れていきます。

入れるときには、相手に深呼吸などをしてもらい、力を抜いてもらうと良いでしょう。

リラックスは大事です♪

座薬の先を少し濡らしたり、潤滑剤などを付けたりすると、入れやすいし痛みが少なく入れることができます。

ゆっくりと入れたあとは、1分程ガーゼなどで肛門を抑え、座薬が出てこないようにしましょう。

座薬を入れる際、女の子は要注意です。肛門の近くに膣があるため、間違わないように気をつけましょう。

座薬を入れると刺激になって、便意を催すことがあります。

大人は、我慢できるかもしれないですが、子供は難しいですよね。

お通じと一緒に出てしまった場合、そのままの形で出てきている場合は、再度別の新しい座薬を挿入しても良いでしょう。

しかし、座薬が溶けてしまっている場合は、既に吸収されている事が考えられるため、追加で再挿入することは控えましょう。

判断に困ることもあると思うので、座薬を処方してもらった時に、出てきてしまった時の対応を医師に確認しておきましょう。

いざというとき焦らず対処できると思います。

ハサミでサイズ調節

お子さんの体重によっては、ちょうどよい量の座薬が無いとき、カットして使うこともあります。

少し切り口がポロポロとしてしまうことはありますが、意外とハサミで綺麗に切れます。

プラスチックの包装から出す前に、医師に言われた分量だけハサミ等でカットします。

入れ方として尖ったほうから、肛門に入れていくため、尖っていない方をカットして破棄しましょう。

冷蔵庫から出してすぐだと、硬くてカットしにくいので、常温で少し時間を置いてからカットすると、切りやすいと思います。

まとめ

  • 座薬の保管方法は冷蔵庫が最適
  • 子供の手が届かないように注意
  • 座薬は内服より早く効果が得られる
  • 使用する少し前に座薬は冷蔵庫から出しておく
  • 座薬を濡らしたり潤滑剤を使ったりすると痛みが少なく入れられる
  • サイズ調節はハサミでもスムーズに切れる

いかがでしたか?あなたの疑問や不安は、少しでも解消されたでしょうか。

座薬は、保管方法も使い方もそこまで難しいお薬ではないです。

早く効いて欲しい時は座薬、内服出来そうなときは内服薬など、メリットデメリットを踏まえ、その時々で使い分けてみるといいですね。

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