女性の多くは、スキンケアやファッションなどを気にして、自分の見た目に気を配っていますよね。
特に体型は、他人からどう見えてるんだろう?と、私も鏡を見るたびに頭を悩ませています…。
身長160センチの友人は「もっと痩せたい。せめて体重を今の50キロより落としたい」とよく話してくれます。
身長160センチで50kgだと、痩せているのか太っているのか、どんな見た目になるのでしょう?
実は、体型は体重の数値やそこから計算できるBMIだけでは判断できません。
筋肉量や体脂肪率によって、同じ身長体重の人でも、見た目は大きく変わってくるのです。
痩せて見えるためには、筋肉量がとっても重要♪
この記事では、160センチで50キロの具体的な見た目や、身長・体重と見た目の理想バランスについて徹底的に調べました!
160センチ 50キロ女性の見た目は?太ってるの?
身長160センチの女性が気にする体重のラインは、50kg。
それ以上になると、どうしても太ったと感じてしまうようです。
しかしながら、本当にその数値の女性は、太っているのでしょうか?
160センチ 50キロは太っていない!BMIに注目!
先に大事なことをお伝えします。
「身長160センチ、体重50キロ」の女性は、太っていません!
なんではっきり言い切れるの?理由は?
それは医学的にみると「肥満ではない」=「標準」の範囲内だから!
肥満や低体重(やせ)を判定するための値「BMI」を知っていますか?
健康診断などの項目にもありますよ。
・BMI=[体重(kg)]÷[身長(m)の2乗] (身長はcmではなくmで計算します)。
・日本肥満学会の定めた基準では
18.5未満が「低体重(やせ)」
18.5以上25未満が「普通体重」
25以上が「肥満」(肥満はその度合いによってさらに「肥満1」から「肥満4」に分類)
この計算式を用いてBMIを計算してみると…
身長160センチ、体重50キロの女性は太っていないことがわかりましたね!
あなたの身長と体重(多少ズレがあると思いますから)でも計算してみてください。実は肥満じゃないかも!?
50キロの見た目は体脂肪率と筋肉量で決まる!?
BMIでは肥満じゃないけど…
私の体型はやっぱり太ってるように見える…
私もBMIを計算してみたのですが、普通体重の範囲でした。
でもやっぱり気になるお腹周りや太もものお肉…。
BMIは普通でも、見た目や体型は太って見える…それは体脂肪率と筋肉量が関係しています!
体脂肪率とは、体内の脂肪が体重に占める割合のことです。筋肉量は身体にどれくらい筋肉がついているかを示します。
筋肉は脂肪を燃焼してくれる重要な部分です。筋肉量が少ないと、体脂肪はどんどん増えていってしまうのです…!
筋肉が少ないと内臓を支えきれずポッコリお腹になってしまったり、メリハリのない体型になってしまったりと、見た目に影響してきます。
自分の体脂肪率と筋肉量を知ることが、見た目を変えるための第一歩なのです。
体重50キロの見た目と体脂肪率と筋肉量の関係
体重計などで体脂肪率も測れるものがありますので、自宅にある方はぜひ一度測ってみましょう。
スポーツジムなどにも置いてあることが多いようです。筋肉量も測れるものもありますが、なくても大丈夫。まずは体脂肪率が重要です。
年齢 | やせ | 標準(-) | 標準(+) | 軽肥満 | 肥満 |
18~39歳 | 1~20% | 21~27% | 28~34% | 35~39% | 40~45% |
40歳~59歳 | 1~21% | 22~28% | 29~35% | 36~40% | 41~45% |
引用 TANITA (強調引用者)
あなたの体脂肪率は上の表の中で、「やせ・標準(-)・標準(+)・軽肥満・肥満」のどれに当てはまりましたか?
実は、女性の中には「BMIは普通でも、体脂肪率が高め」という方が多いのです!
その理由は、男性よりも女性の方が脂肪を蓄えやすい身体であること、そして筋肉量が少ないことにあります。
体脂肪率が標準の範囲内の方も油断はできません。特に、見た目を気にして過度のダイエットをしすぎる方は要注意です!
過度のダイエットは、脂肪だけでなく筋肉量も落ちてしまいます。
せっかく脂肪を燃焼してくれる筋肉が少なくなって、ダイエットを終えた時には脂肪を落としにくい身体になっているなんてことも…!
あなたはどんな体型ですか?
例えば同じ50キロでも、見た目や体脂肪率によって、以下のように分類できます。
- 身体全体的に脂肪がついている
- 肥満。筋肉量が少ない可能性大。
- 太っているようには見えないのに、体脂肪率が高め
- 内蔵脂肪が多い隠れ肥満かも。
- 見た目は身体の一部に脂肪がついている
- お腹周りや太ももなど比較的大きな筋肉が衰えているかも。
- 体脂肪率は標準だけど、見た目でポッコリお腹など気になる部分がある
- 気になる部分の筋肉量が足りない可能性大。
見た目が太って見える部分は、体脂肪がついている、あるいは筋肉が足りない状態。
太って見える部分に筋肉をつけることで、身体が引き締まってメリハリのある体型になれます。
160センチで50キロの人はダイエットより筋トレが必要?
身長160センチより大きい方も小さい方も、体重50キロより多い方も少ない方も、基本はBMIや体脂肪率を把握しておきましょう。
ここでは160センチで50キロの場合でご紹介していきますが、基本は同じです。
体脂肪を落として理想の体型を手に入れるためには、筋肉量を増やすことが大事です!
多くの方はダイエットのために筋力アップのトレーニングを思い浮かべるかと思います。しんどそうだな…と思ったそこのあなた!
私がオススメしたいのは、簡単に始められる部位別の筋トレ、そして凝り固まった筋肉のストレッチです!
実際にやってみて続けられたダイエットに向いているトレーニングをご紹介します。YouTubeで初心者も簡単にできる動画がたくさん投稿されています。
今回は、お腹周りの筋トレと美脚になる筋トレ、ストレッチ動画をご紹介します。
1.お腹周り・下腹部に効く筋トレ ~目指せ!すっきり綺麗なくびれ!~
ポッコリお腹をどうにかしたいと思った私が挑戦したトレーニングです。
最初はきついと感じましたが、少しずつ出来る時間が伸びてきて、お腹に力を入れるとポヨポヨだったお腹に硬さを感じました…!
引用 YouTube
少しだけ筋肉のついた体型になってきたかも…!他にもたくさんのやり方があります。あなたが気になるものから始めてみてください!
2.太ももやふくらはぎに効くストレッチ ~目指すはスラリとした美脚!~
スキニーなどぴったりシルエットのボトムスを履きたいけれど、ムチムチした脚が気になってしまう…そんな時に挑戦して欲しいトレーニングです。
引用 YouTube
もちろん脚やせの筋肉トレーニングもたくさんありますが、私が続けられたのは、この「カエル足ストレッチ」です。
私の個人的な感想ですが、太ももにかなり効果を感じました!美脚を手に入れるには継続することが重要なようです。ご参考までに!
3.全身の筋肉をほぐすストレッチ ~普段使っていない筋肉も刺激しよう!~
普段はあまり運動しない方は、筋肉をほぐすところから始めると良いでしょう!
私は、運動の習慣がなかったので、身体が硬く、無理に筋トレすると身体を痛めそうだと思いました。
ストレッチには身体のむくみを取ったり、骨盤を矯正したりする効果があります。
全身の歪みや不調を整え、正しい姿勢になることで体型もすっきりしてきます。
無理をしないダイエットという意味では1番取り組みやすい方法かもしれませんね!
引用 YouTube
朝起きて取り組むものや寝る前のストレッチ、筋トレの前に効果的なものなど、さまざまあります。
身体が硬い人向けのものや、ヨガを取り入れたものなどもあり、あなたが心地いいと思うストレッチを探してみてください!
今回は、ダイエット初心者の方でも始めやすい筋トレやストレッチをご紹介しました。
もっと負荷をかけたい方、慣れてきた方はさらに難易度をアップした筋トレやストレッチをするのも良いですね!
最初に測った160センチ、50キロのBMIや体脂肪率と、ダイエットしたあとの数値を比べて見てくださいね!
160センチで50キロになりたい人へ!生活習慣を見直そう
女性らしい理想のスリムボディになりたい人に知っておいて欲しいことがあります。
それは「生活習慣」の見直し!
せっかく筋トレやストレッチなど身体作りを始めるなら、ぜひとも取り組んでもらいたいのです。
160センチで50キロは決して太っていないですが、体脂肪率と筋肉量で見た目に影響が出ます。
トレーニングと生活習慣の見直しで理想の体型になりたい夢を叶えられるのです!
160センチより大きい人・小さい人、50キロより多い人・少ない人では必要なカロリーや運動量などに差が出てきます。
しかし生活習慣は160センチ、50キロの人に限らず、どんな人にも共通して見直して欲しいことです!
筋肉をつけるために、食事にたんぱく質の多いものを取り入れる
たんぱく質は筋肉を作る材料です。運動もして食事制限もすると貧血を起こしたり、生理が止まってしまったりと、逆に身体に不調をきたします。
体重50キロは太ってはいないのですから、健康的な身体のために体脂肪を落とすことや筋力をつけることに意識を向けましょう。
元々BMIに問題がない場合は、過度な食事制限は必要ないのです。
体脂肪率が高めの人は、たんぱく質は摂りつつ、脂質や糖質を少しだけ控えることを意識してみてくださいね。
睡眠時間をしっかり確保する
眠っている間に、筋トレして傷んだ筋肉を補修します。そうして筋肉が徐々についていきます。健康的な生活を意識して、効率的に筋肉をつけましょう!
また、睡眠でもエネルギーを消費することを知っていますか?睡眠時間が短い人より、しっかり眠っている人の方がカロリー消費が多いのです。
睡眠時間もトレーニングの1つ、という意識が理想の体型になりたいという夢に一歩ずつ近づけていきます!
ストレスを溜めないようにたまにはリラックスする時間も取って!
疲れがたまったら身体が思うように動かなくなるのと同じで、ストレスの溜めすぎも心身ともによくありません。
見た目や体型を気にしすぎて、甘いものをひたすら我慢したり、苦手な運動を無理して続けたりすることは、しなくて良いのです。
私たち人間は1日の中で体重も気分も変化します。昨日は50キロでも、今日は1キロ増えていたり、次の日には戻っていたり。それが普通なんです。
理想の体型になりたいなら、あなたのペースで、あなたが楽なやり方で、健康的に細く長く続けていくことが大事!
たまに自分にご褒美をあげて、身体も心も休ませてあげてくださいね。
まとめ
- 身長160センチ、体重50キロの女性は、BMI19.5=太っていない。
- BMIは普通でも、体脂肪率が高めの女性は多い。
- BMIも体脂肪率も問題がないのに見た目が太って見えるのは、筋肉量が少ないから。
- 太って見える部分に筋肉をつけることで、身体が引き締まってメリハリのある体型に!
- 理想の体型になるために、部位別の筋トレや全身のストレッチがおすすめ!
- 筋トレの効果を高めるために、生活習慣も見直して健康的な生活をしよう。
女優さんやモデルさんのような体型に憧れる女性も多いかと思います。
今回ご紹介した筋トレやストレッチの他にもやり方があるので、お気に入りのトレーニング方法を見つけたら、楽しんで取り組めるかもしれませんね。
この記事では160センチ、50キロの女性を例にみてきました。
どんな身長・体重でも、理想の体型を目指すなら、あなた自身のBMIや体脂肪率のことをよく知って、健康的に無理なく取り組んでいきましょう!