賃貸の契約更新が近づいてくると、引越ししたいけど入居前にやることが多すぎて面倒!とついそのまま更新してしまう方、多いのではないでしょうか。
時間もかかるし、準備も面倒くさい…でも、新しい生活を始めたい!
今回の記事では、スムーズに行動できるように必ず入居前にやることやダイソーなどで手軽に用意できる部屋づくりのリストをまとめました。
【掃除・予防編】【防音編】【賃貸編】どれも簡単に実践できるものばかり!
入居前にやることを是非チェックしていってくださいね!
実は入居前にやることでお掃除の手間を減らせたり、騒音トラブルを防いでくれたりできるダイソー商品があります。
私が実際に使って便利だなと感じたダイソー商品もご紹介しますので、良ければそちらも参考にどうぞ!
入居前にやることはダイソーグッズでの汚れ防止対策!
生活していく上で、お掃除は欠かせない家事の一つです。部屋をキレイに保ちたいけど、できれば楽をしたいですよね。
これから紹介するのは入居前にやることで、ずぼらな私でも続いているお掃除を楽にするための方法です。
使う道具はダイソーやドラッグストアですぐ用意できるものばかり!
たくさんあるので、これならできそう!というものがあればぜひ実践してみてください。
排水口3か所(洗面所・風呂・台所)
【洗面台】排水口 髪ゴミとりスポンジ
顔を洗ったり歯を磨いたりと、細かいゴミが流れる洗面台には排水口スポンジを付けています。
水の流れが悪くなるので2,3日に一回は交換しますが、捨てるだけなので手間がかかりません♪
100円なのに大容量だから、気軽に使い捨てられる!
【風呂】排水口ネット
浴室の目皿には浴室排水口用ネットをかぶせるだけ。
髪の毛などをキャッチしてくれ、こちらも汚れたら取り替えるだけの簡単方式♪
【台所】水切りネット ストッキングタイプ(浅型・深型)
シンクの排水口かごには、ストッキングタイプのネットをつけてぬめり対策をしています。
消耗品ですがダイソーで手軽に入手できるので切らすことがありません。
排水口かごのタイプによって浅型と深型があるので注意してください
台所まわり
キッチン壁用アルミシート
覚えがないのにいつの間にか付いている、それが台所壁の汚れ…
特にコンロ周りは油跳ねやら謎のソースやらが点々としています。
壁汚れを事前に防ぐために私が使っているのは、ダイソーのキッチン壁用アルミシートです。
シンク前も意外と汚れやすいので、台所の壁一面に貼るのがおすすめ。
色々な柄があるので自分好みにおしゃれを楽しむことができます♪
排気口カバー
とにかく油汚れで困る場所にはカバーをつけたい!というあなた。
魚を焼くグリルの排気口には、キッチンコンロ用排気口カバーが必須です。
グリルはあまり使わないという方は特に、お掃除の頻度も少なくしたいですね。
私は、排気口カバーもダイソーで購入しています。
取り付けも簡単でとても便利!
我が家はビルトインコンロ。テーブルコンロより手入れが楽なのですが、コンロのふちに汚れが溜まりやすいのが難点です。
- ビルトインコンロとは…
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キッチンに埋め込むタイプのコンロで隙間がなく、見た目がスッキリしていてキッチンと一体化します。
- テーブルコンロとは…
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コンロ台に直接のせるだけの工事不要のコンロです。手軽に設置できますが隙間もできます。
ビルトインコンロの溝に汚れが詰まると、ヘラでかき出さないといけません。
考えるだけで面倒…
ここは先にシリコンIHすきまガードで溝を埋めてしまいましょう!
溝がなくなれば拭き掃除だけなのでおすすめ。IH用ですが我が家のガスコンロにも使えました。
同じ商品でトイレのふちにも使えるので、いくつかまとめて購入してもいいですね♪
レンジフィルターは、換気扇に貼ったり磁石でくっつけたりするだけのお手軽さ。
なのに蒸発した油をしっかり受け止めてくれます。
フィルターが変色していくのをみると、換気扇がどれだけ汚れやすいかが分かります。入居前にやることで油汚れを防ぎましょう!
換気扇のタイプや、サイズによって商品が異なりますので入居先を実際に確認してからの購入がおすすめ。
また、取り替える時は油でベトベトするので、気になる方は手袋をしてください。
トイレまわり
トイレを使う前にポンッとスタンプ洗浄剤を便器に付けておきます。
私はキレイな状態でないとスタンプを付けたくないので、掃除後に付けています。
水を流すたびに洗剤が溶け、便器をキレイに汚れにくくしてくれますよ♪
ブルーレットのような置き型もいいですが、交換をし忘れるので私はスタンプ型を使っています。
うっかり忘れがちなトイレの換気扇の掃除。
放置しすぎて埃だらけ…!
そうなると掃除も大変なので、入居時からフィルターをつけましょう。
銀イオン換気扇フィルターは5枚入りなので浴室など他の場所でも使えます。
貼るだけなので交換もとても簡単!
換気扇への埃の侵入を防ぎ、空気の循環を良くしましょう。
浴室・洗面台
浴槽は使い続けるとだんだんくすんでよごれが落ちにくくなります。
そうなる前にあらかじめ撥水コーティングをして汚れを付きにくくしましょう。
磨くとピカピカするので浴槽がとてもキレイにみえます!
浴室と洗面台の鏡にはくもり止めを塗っています。
鏡も水垢がつくと磨くのが大変なので塗っておきましょう。スプレレータイプもあります。
ほこりが付きやすい洗面台や浴室のコーキング部分にはカビ汚れ防止マスキングテープを貼っています。
- コーキングとは…
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隙間を塞ぐ作業のことを言います。塞ぐことで気密性や防水性を高めます。
ほこりだけでなく、名前のとおりカビも予防してくれます。
あくまでも”予防”です!
粘着性が普通のテープより弱く、シール跡がつきにくいので貼り替えやすいです。
ただ、やはりテープなので長く放置してるとべたべたするので、定期的に貼り替えてください♪
フローリングと玄関
コルク 床キズ防止シール
フローリングは凹みや傷がつきやすいもの。
特に机は重たいので凹みやすいです。
退去時に弁償することのないようカバーをしてしっかりと保護します。
コルク素材のものは見た目もフローリングとマッチしているので好んで使っています。
湿気取り
賃貸の玄関は日が当たらないせいか電気をつけないと暗く、雨の日や梅雨の時期はジメジメとしています。
いかにもカビが発生しやすそうな場所ですね。
私はここにダイソーの炭湿気とりを置いています。炭には消臭と除湿の効果があるので、玄関にピッタリです。
虫対策
室外機ホース防虫キャップ
室外機のホースはそのままでは、虫が侵入してくることがあります。
防虫キャップをつけて防ぎましょう。
ホースの先につけるだけなので簡単!
小さな虫の侵入も防ぎたいので、網戸に防虫スプレーを吹きかけておきます。
部屋のあちこちにブラックキャップをおいてゴキブリを駆除します。
最初に入居前にやることで習慣づけると、排水口ネットの交換なども苦になりません。
また、虫対策は入居前に部屋全体に対して行うものも重要です!
家財道具を運び込む前だからこそできる方法は、以下の項目でご紹介しています♪
以上が、入居前に行っておく掃除のストレスやかかる時間も格段に減るので、日々の手入れが楽になります。
次の引越しまで部屋をキレイに清潔にして、気持ちのいい暮らしをしましょう。
入居前にやることリストには防音も!隣人トラブル回避
賃貸物件でよく聞く騒音トラブル。
自分はうるさくしているつもりがなくても、意外と音は響きます。
入居前のやることリストにはぜひ防音対策も加えてみてください♪
ダイソーなどの商品を用いた防音対策を入居前にすることで、隣人や周囲の家とのトラブルを未然に防ぎましょう。
そもそも何をすれば防音なの?
内外の音を漏れないよう防ぐことを防音といいますが、主に2つの方法があります。
- 遮音
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内外の音が外に漏れないようにさえぎること。伝わってくる音を跳ね返します。
- 吸音
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音を吸収することで音の反射を減らします。
遮音をし、さらに吸音もすることで十分な防音対策になります。
また、防音材の厚みがあるほど効果を発揮します。
それでは賃貸でもできる防音対策をご紹介します♪
- 防音・防振マット
- 防音シート
- 遮音カーテン
- すきまテープ
防音・防振マット
足音の対策として、我が家では防音のタイルカーペットを敷いています。
さすがに部屋全体となると大きな金額になるので、1番行き来の多いリビングに敷き詰めています。
1枚1枚が重く分厚いので、しっかりと音を吸収してくれます。
また、振動が気になるフィットネスバイクや電子ピアノの下にも敷いています。
特に電子ピアノはヘッドホンをすれば音は出ませんが、ペダルの踏み込みや打鍵した時の振動が床に伝わります。
賃貸で電子ピアノを置くときは意外と気を遣います…
他の部屋にはダイソーのピタッと吸着マットを敷いています。
床の傷防止を目的に、ついでに少しでも防音になればと思い購入しました。
入居してしばらくは慌ただしく、足音なんて気にしていられません。
引越してすぐに苦情がくる…なんてことはないように、床対策を入居前にやることで事前にトラブルを回避しましょう。
防音シート
壁にも何か対策したかったのですが、釘で打ち付けるものやシールタイプがほとんど。
傷がつくと退去時に困ると思い、諦めました。
ただ気になっているのがダイソーのクッションレンガシート。クッション性があるということで、少し吸音効果が期待できます。
- はがせる壁紙シート+クッションレンガシート
- マスキングテープ+クッションレンガシート
という風にテープ跡が残らないように工夫している方もいます。
この方法なら壁を傷つけずに済みそう!
遮音カーテン
壁の防音を諦めた代わりに、カーテンは遮音の効果があるものにしています。
遮音カーテンは、一般的なカーテンよりも少し厚手で重さがあります。
取り付ける窓よりも大きなサイズを選ぶことがポイント。
すきまテープ
ダイソーのすきまテープは、ドアの隙間を埋めることによって防音だけでなく冷暖房の効果を上げるなど快適な部屋づくりにもなります。
- 戸当たりの防音テープ(ドアに使用、ドアの開閉時の衝撃音を防止)
- 厚手すきまテープ(窓に使用)
- 起毛すきまテープ(網戸に使用、虫の侵入防止)
私はこの3つを使っています。まだまだ種類がありますので用途に合わせて使ってみてくださいね。
スリッパを履いたりラグを敷いたりするだけでも防音対策になります。
あらかじめ入居前に防音対策をすることで、あなたも穏やかな暮らしが送りましょう♪
入居前にやることは賃貸なら破損確認と傷対策!
さて、引越し業者も到着したし、入居前にやることも終わったし、やっと荷物を運べるぞ!
…の前にちょっと待ってください!
賃貸物件の場合、家具などを運び入れる前には必ず部屋の状況を確認する必要があります。
また、虫対策などにも、荷物を運び入れる前の何もない部屋でしか出来ないことがあるのです。
以下の3点は入居前のやることリストに必ず加えておきましょう。
- 部屋の写真を撮る
- 虫の駆除とカビ予防
- 重たい家電の傷対策
部屋の写真を撮る
まずは色々手を加える前に入居前の部屋の状態を撮ります。
写真を撮るのは入居前にやることリストの中でも一番大事なことです。
目立つ傷や気になる箇所があれば写真に撮って管理会社に報告し、自分が付けた傷ではないと証明しましょう。
私も入居時に浴槽の側面と玄関の壁に凹みがあり、即報告しました。壁と床は見落としが多いので入念にチェックしてください。
賃貸の契約時に敷金と礼金を支払いますが、もしこちらの過失になると敷金に関わってきます。
- 敷金とは…
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退去時に部屋を原状回復させるためや、家賃を滞納したときに備えて預けておくお金です。
何も問題がなければ退去時に返ってきます。(自然についたものや経年劣化は支払う必要はありません)
退去時に傷をつけたなどを言われると、最初に支払った敷金に上乗せになる可能性があるのです。
しっかりと証拠を残し、また自分でも新しい傷をつけないように注意しましょう。傷をつけない対策は後ほどご紹介します。
時間が経ってからの報告だと、後から付いた傷では?と不信感を持たれるかも…。
おかしなところがあれば、速やかに管理会社に連絡しましょう。
虫の駆除とカビ予防
燻煙・霧タイプの殺虫剤
できれば、虫のいいない生活をおくりたいですよね。
私は虫が苦手なので、虫対策はやることリストから外せません
クリーニング後のキレイな部屋でも、排水溝や換気扇から虫は入ってきている可能性があります。
入居前に燻煙タイプの殺虫剤を撒いておくことで、先に住み着いた虫を駆除できます!
燻煙タイプは、隙間や手の届かないところまで行き渡るので便利。
ただ部屋に物があると殺虫剤がついてしまうので、荷物を運び込む前に済ませておきたいところです。
煙が出るタイプの燻煙剤を使う時は、火災報知機に注意してください。
先に荷物を入れてしまった場合は、カバーをかけるのを忘れずに!特に機械類は注意です。
使用後はよく換気をしましょう。
お風呂の防カビくん煙剤
そして浴室にはカビ対策をします。
カビは湿度と気温が高いと発生し、活発になります。浴室は絶好の場所ですよね。
おまけにカビは繁殖しやすく1度根付くとなかなか落ちないので、発生する前に対策が必要です。
浴室を使う前に燻煙タイプの防カビ剤を使用し、予防します。
撒くだけでカビの発生を遅らせられますので、黒カビが発生しやすい天井の掃除がかなり楽になりますよ。
我が家では2ヶ月に1度、定期的に撒いています。
冷蔵庫や洗濯機の傷対策
冷蔵庫と洗濯機はとても重たく、動かすことはそうそうありません。
重みで凹みによる傷で退去時に修理費を求められることのないよう、入居前に傷対策をしておきましょう。
冷蔵庫
まず冷蔵庫の下には緩衝材となるものを敷いておきます。
ホームセンターなどでも防止マットを用意できますが、簡単にダイソーでも購入できます。
ダイソーにはピタッと吸着マット、ジョイントマット、コルクマットなど種類が豊富です。
それぞれ色違いもあるので、お好みのインテリアに合わせやすくおすすめです。
洗濯機
次に洗濯機にかさ上げ台をあらかじめ置いておきます。凹みを防ぐ他、床と洗濯機の間に隙間をつくり掃除がしやすくなります。
おすすめはダイソーの防振マット。
かさ上げだけでなく振動も抑えてくれます。
脱水時の振動が気になる方は試す価値ありです
ダイソーの防振マットは振動でずれる場合があります。洗濯機とマットをテープなどで固定すると安全です。
まとめ
- 引っ越しでは、入居前にできるだけ汚れ防止などの対策をしておくと、後々便利!
- ダイソーやドラッグストア商品で、水回りの汚れ防止や虫対策ができる
- 防音対策も入居前にしておこう。ダイソーのクッションマットなどが活躍!
- 退去時のことを考えて、入居前に部屋の写真を撮ろう
- 害虫駆除の燻煙剤は荷物を運ぶ前に使おう
- 冷蔵庫や洗濯機などの重たい家電は、床の凹み対策をしておこう
今回ご紹介した入居前にやることでは、ほとんどがダイソーの商品を使用しています。
手軽に用意できるので時間がない方でもすぐに部屋づくりを始められます。
お掃除も防音対策も後々面倒にならないよう、最初が肝心です。
しっかりと準備をして清潔で快適な生活を送りましょう。