大学生の中でも特に文系のあなた。
理系に比べて自由な時間も多く、大学生としてやるべきことが文系だとそこまで決められていませんよね。
大学生のやるべきことってなんだろう…
文系で暇だしバイトばかりしているけど大丈夫かな?
就活に役立つことがしたいけど何をしたらいいのかわからない
飲み会やギャンブルばかりしている自分を変えたい
このような気持ちを抱えたまま4年間をモヤモヤと過ごしてしまうと、空っぽな大人になってしまいます。
行動を起こすなら今のうちです!
この記事を読み終わる頃には、大学生かつ文系としてやるべきことややりたいことに気付けることでしょう!
やるべきことややりたいことがないライバル達より一歩先に進んで、良い大人になれる土壌を育てましょう。
大学生のやるべきこと文系部門1位は就職活動?
大学生としてやるべきことの1つは就職活動です。
文系の大学生は、理系の大学生のように業界が絞られているわけではありませんよね。
大学生活のなかで、しっかりと自分のやりたいことや、伸ばしたい分野を見極めていくことが必要です。
就職活動とは、会社にエントリーし、面接を受けることだけではありません。
実は、それよりも前にあるたくさんの小さなステップこそが重要なのです。
つまり、文系大学生のやるべきことは、就職活動より前にある小さなステップに一生懸命取り組むことなのです。
- 長期インターンシップに参加する
- 社会人にたくさん会う
- ビジネスコンテストに出る
- SNSで発信する
- 副業を始める
どれも文系大学生がやるべきこととして、就職活動に役立つことばかりですので、ぜひ参考にしてください。
【長期インターンシップに挑戦】敵を知り、己を知る!
ある程度単位を消化し、授業が減ってきたタイミングで長期インターンシップに参加してみましょう。
また、夏休みや冬休みなどの長期休暇に参加するのも良いですね。
長期インターンシップに参加することで、本番の就活がグッと楽になります。
必ずしも、自分の入りたい会社じゃなくても大丈夫ですよ。
興味のある業界、行きたい業界、自分の学部学科の勉強が活かせる業界、ベンチャー企業、大手企業など自由に決めてしまって構いません。
ただし、タイトルにも書いてある通り、参加するのは「長期の」インターンシップにして下さい。
短期のインターンシップのデメリットは2つあります。
- 内容が会社説明会とほぼ変わらない
- 短期だと実務に近いことをやらせてもらえないので、経験として得るものが少ない
その点、長期だと会社説明会以上のことをやることは確実です。
専門業界の実務に近いことを実際にやってみることで、向いている・向いていないがはっきりとわかります。
また、この先その業界を志望するときにも具体的な志望動機や自己PRへと繋がっていきます。
絶対に、長期のインターンシップを選びましょう!
【社会人との交流】あなたという人間に深みが出る
就職活動をしていく中で意識した方が良いのが、社会人に会うことです。
社会人に会うことで、あなたという人間に深みが出て面接の際に有利に働くからです。
学生のうちは、どうしても同年代とのコミュニケーションに限定されてしまいがちです。
そこをなんとか打破しましょう。
打破する方法はいくつかあります。
- アルバイト先の店長や教授、自分の親とじっくり話してみる
- インターン先の社員や、OB訪問で繋がった社員と連絡先を交換して就職活動のアドバイスをいただく
- 居酒屋で知り合ったおじさん・おばさんと話してみる
1つ目は、明日からでもすぐにできそうなことですね。
アルバイト先の店長や教授、自分の親であれば比較的話しかけやすく、挑戦しやすいと思います。
特におすすめは自分の親です。
自分の親の昔のことって、案外知らないことだらけではありませんか?
あなたの親があなたの年齢の頃にどのような暮らしをしていて、どのような挑戦をしていたかをぜひ聞いてみて下さい。
時代こそ違えど、あなたの親です。
似たような価値観を持っている人が、自分と同じような年齢のときにどのような決断を下したのか。
どうやってあなたを育てるに至ったかを聞いてみてください。
きっと、聞いてよかったと思う上に、何か得るものがあることでしょう。
2つ目は、就職活動のついでに行うと良いことです。
勇気を出して連絡先を聞いてくる学生は珍しいとよく聞きますので、この時点で他の就活生より抜きん出ることができます。
おまけに、就活イベントがあれば声をかけてもらえる確率も高くなりますし優しい社員であれば面接の手助けをしてくれることもあります。
行きたい会社のインターンや説明会ではチャンスがないか虎視眈々と伺いましょう。
3つ目は、難易度が高いですが、実際に私の友人が行っていた方法です!
その友人は確かに話の引き出しが多く、どんな年代の人とも楽しく話ができる人でした。
その愛嬌や頭の回転の速さは、居酒屋でのおじさん・おばさんとのトークが秘訣と言っていました。
また、調子が良ければ奢ってもらえることもあるそうなので、挑戦する価値は大いにあるでしょう。
せっかくお酒が飲めるようになった大学生ですから、その武器を存分に使っていきましょう。
【ビジネスコンテストに挑戦】その分野で挑戦した人になる
行きたい業界がある程度決まってきたら、その分野のビジネスコンテストに出てみましょう。
ビジネスコンテストへの参加は、「その分野で何かに挑戦した人」という強烈なアピールポイントになるからです。
入賞を狙って一生懸命やることはもちろん大切ですが、入賞できなかったからといって落ち込む必要はありません。
あなたの考えたアイデアや、それを形にするまでの努力は必ず行きたい会社のエントリーシートや自己PRに活きてきます。
入賞できればどうして入賞できたか、入賞できなければ入賞したものとの差はどこだったかをしっかりまとめておきましょう。
その熱意は必ず面接官の心を打ちます。まず、コンテストに出ているだけでも一目置かれる存在になれます!
【SNSで発信】社会人や同族にアピール!
色々なことに挑戦しようと思っているあなた。
ぜひ、自分の挑戦をSNSで発信してみましょう。
SNSを通じて社会人や同族にアピールすることができ、活躍の場がグッと広がるからです。
SNSは今や立派なポートフォリオです。
履歴書にSNSのアカウントを書く欄を用意している企業もあるくらいです。
あなたの頑張りを人事にたくさん伝えることができる、画期的な方法と言えるでしょう。
それだけではなく、SNSは同じような人が繋がることに適していますので、いわゆるコネクションの構築に役立ちます。
私もSNSでエンジニアになりたいと発信していたら、実際に会社から声をかけられたことがあります!
どんどんアウトプットすることで文章を書く力も身に付きますし、自分の考えを整理することもできます。
しかし、SNSは普段使いと就活用で分けておくことをおすすめします。
普段使いでは友達と繋がって、就活用では存分に社会人にアピールしましょう。
【副業を始める】就活に役立つスキルを身につける
良いアルバイトに恵まれないあなた。
または、アルバイトだけでは物足りないあなた。
副業を始めてみましょう。
副業をすることで、就活に役立つスキルを身につけることができるからです。
副業の中でも特におすすめなのが、webライター業とプログラミングです。
webライター業で身につけられる文章力はエントリーシートを書くときや、入社後メールを書くとき、またレポート作成に役立つことでしょう。
さらに、ブログを始めれば就活の際にアピールポイントになる上、不労所得を得ることも可能です。
プログラミングスキルを身につけると、IT業界での就職が一気に楽になります。
実際に何かシステムを作ったり、長期インターンでプログラミングを使った業務を行ったりすると良いです。
「経験者」になることができてかなり就職が決まりやすくなるためです。
また、副業の中でもプログラミングは稼ぎやすいので、モチベーションを保ちやすいです。
大学生のやるべきことで夏休みにできるお勧め7選!
大学生がやるべきことをやる際におすすめなのが「夏休みの間に集中してやる」ことです。
大学生の夏休みはとにかく長く、やるべきことをやるには夏休みが最適です。
- 読書
- 一人暮らしの準備
- 恋愛
- 旅行(一人旅)
- 運転免許取得
- 部活・サークルに専念
- 映画鑑賞
大学生のやるべきことは、まとめて大学の夏休みという自由な時間を有効活用して行っていくことがおすすめです。
【読書をする】人生を変えるほどの教養が身に付く!
スキマ時間などで行動に起こしやすいのが読書です。
しかし、夏休みであればイッキ読みができます。
読書がおすすめなのは、あなたのその後の人生を変えるほどの教養が身に付くからです。
先人たちが人生をかけて悩み、最適な答えを出して文字にしたものが数千円ほどで手に入るのです。
コストパフォーマンス最強だと思いませんか?
大学の図書館に行けばなんと0円です。
0円であらゆる本が読み放題なのです。
他の本屋や、市民図書館にはなかなか置いていないような高度な専門書も手に入ります。利用しなければもったいないです!
また、大学生の5割は読書時間がゼロというデータがあります。
読書するだけで他の大学生より抜きん出ることができます。
他の大学生より抜きん出て教養がある人間は、恋愛面でも就職活動面でも魅力的に映ることでしょう。
自分の人生の役に立つ上、他人からも魅力的に映るなんていいことだらけですね。
さらに、読書はストレスの解消にも役立つのです。
イギリスのサセックス大学による発表で「読書をする人はそうでない人に比べ68%のストレスが低下する」とあります。
自由気ままなように見える大学生ですが、人間である限りストレスは生じてしまいますよね。
好きな飲み物を用意して存分に読書を楽しんでください。
【恋愛をする】社会人より自由な今がチャンス!
大学生の夏休みや長期休暇で取り組んでみていただきたいのが「彼氏・彼女をつくる」ことです。
社会人になると精神面・時間面で大学生ほど自由に恋愛ができなくなるからです。
好きな人がいるなら、遊びに誘ったり一緒にテスト対策をしたり、何かしらの行動を起こしてみることをおすすめします。
いないなら、出会いを増やすために友達と行ったことのないところへ行き、人脈を増やしてみるのも良いでしょう。
個人的なおすすめは、男女比が50:50くらいのサークルに入るか、異性が多いサークルに入ることです。
「彼氏・彼女をつくる」ことに目標を置くならば、このようなサークルの選び方でも問題ないと考えています。
大学のサークルは未経験にも優しいことが多いので、やったことがないことでも少しでも興味があるなら入ってみることをおすすめします。
また、すでに彼氏・彼女がいる人は「本気で結婚を考える」ことをおすすめします。
今の相手との相性を真剣に吟味して結婚してもやっていけそうか、どれくらい稼げるようになればずっと一緒に過ごせるかを考えてみましょう。
本気で結婚を考えることは、大人になるために必要なことの振り返りになり、自身の成長へとつながります。
今の相手が大好きで結婚したいと考えるなら、就職先は転勤がないところで相手と一緒の都道府県にしたほうが良いですよね。
このような話し合いも就職活動までに終えておけば、安心して就職活動に取り組むことができます。
「社会人になれば自由にお金を使って相手と一緒に暮らせる」とモチベーションが上がることでしょう。
【一人暮らしをする】家事スキルを磨く!
今まで実家で暮らしてきたあなた。
夏休みのうちに引っ越しをして、一人暮らしをしてみませんか?
一人暮らしは、自炊・洗濯・掃除など親から離れて暮らすときに必要なスキルが身につく貴重な体験だからです。
コストがかかってしまうので、通学に1時間半以上かかる人に試してみていただきたいことです。
電気・ガス・水道の契約を確認して自分で電話をかけること。
安く栄養のあるレシピを検索して試してみること。
家族と暮らすときより生活へのアンテナが広がるのがわかると思います。
また、親の監視がないので自分で好きなものを好きなときに買えます。
自分の感性を磨くチャンスでしょう。
生活リズムも自分で管理しなければ、朝遅刻してしまいます。
社会人になるために必須のスキルを磨くことができますよ。
【旅行をする】大学生だから行ける遠いところへ!
夏休みにどこか遠いところへ旅行に行ってみませんか?
社会人になると、なかなか自由に時間が取れないからです。
大学生にしか行けないような、遠いところへ旅行するのがおすすめです。
友達と旅行するために、多人数向けの旅行プランを手配すると色々な手続きができる大人になれます。
多人数をまとめあげることができるというスキルは、持っていると社会で感謝されます。
また、一人旅で度胸をつけたり癒しを求めたりするのも良いです。
一人で行動できる人はどこに行っても幸せになれますからね。
ぜひ、一人旅と多人数の旅、両方を経験してみてください。
【運転免許を取る】まとまった時間が取れる今こそ!
夏休みの間に集中して運転免許を取ることをおすすめします。
運転免許を取得するためのコマ数が多い上に、消化期限があるからです。
合宿免許だと、逃げることが許されないので確実に短期間で取得することができます。
おまけに、良いホテルで温泉に浸かれたり田舎で景色がよかったりするので、合宿=キツいというイメージが覆される場合もあるそうです。
教習所に通う場合も非日常が広がっており、なかなか楽しいですよ。
どちらにせよ、社会人になるとなかなか教習所に通ったり合宿免許に参加したりする時間が取れません。
ですので、大学生の夏休みのうちに取得することをおすすめします。
【サークルや部活に出よう】一生の友達を作る!
せっかくの夏休み、もっとサークルや部活に一生懸命になりませんか?
特に上下関係のあるサークルや部活での経験は、社会人になってからも役立つからです。
サークルや部活は大学生にしかできない経験ということもあるので、授業のない夏休みにはしっかり顔を出しましょう。
そして、メンバーとのコミュニケーションを濃密にしましょう!
また、大学のサークルや部活で知り合った友達は一生の友達になることが多いです。
あまり話したことがない人にもどんどん話しかけてみましょう。
【映画を見る】感性を磨くことができる!
大学生の夏休み、映画をたくさん見てみましょう。
映画を見ることで、教養が身に付き感性が豊かになるからです。
その結果、さまざまな年代の人とのコミュニケーションに生かすことができます。
映画料金が社会人に比べて安いという点からも、大学生のうちに映画をたくさん見るべきだと思います。
AmazonStudentに登録すると、Prime会員の費用が半額で受けられるため、映画を月額250円で見放題なのです!
映画だけでなく本も…!詳しくはこちらをご覧ください。
AmazonStudent
大学生のやるべきことは勉強!一生もののスキルを手に!
大学生がやるべきこととして、勉強があげられます。
大学生という身分として、やるべきことの最も重要なものと言えるでしょう。
勉強することで一生もののスキルを身につけることができる上、教授や図書館を思う存分活用できるからです。
大学生のやるべきことが勉強であることはわかったけれど、具体的に何をしたら良いのかわからない
という声が聞こえてきそうです。
- 金融リテラシー
- ITスキル
- TOEIC
どれも魅力的なので、自分のやりたいことをこの中から見つけられると良いですね。
【金融リテラシー】お金に強い人になる!
おすすめは日商簿記2級です。
簿記を勉強することで、どんな業界・企業にも対応出来る会社の利益の仕組みがわかるようになるからです。
どの企業で働くときも仕事の流れを早く理解することができるため、会社から必要とされる人材になれますよ!
また、ファイナンシャルプランナーという資格もおすすめです。
ファイナンシャルプランナーを勉強することで、税金の知識が身に付きお金を損しない人になれるからです。
これら2つを勉強していると、お金を貯めやすくする力や税金をなるべく減らす力が身に付き、正しく投資ができるようになります。
金融広報中央委員会のウェブサイト「知るぽると」も参照しながらお金をお金で増やす力を身につけていきましょう。
【ITスキル】就職に困らない人になる!
おすすめはITパスポートです。
ITに関する基本的な知識を問う資格です。
ITパスポートを持っていると、IT企業ではやる気のある人として面接官の記憶に残るためおすすめです。
また、実際に何かプログラミングをしてみるのも良いです。
実際にアプリやシステムを作れるようになると、フリーランスや副業でも稼げるようになります。
就職活動でも、エンジニア不足は未だ解決されていないので引っ張りだこです。
最初から能力が高ければ、良い会社なら給料を高めに設定してくれることもあります。
いいこと尽くしなので、IT業界への就職を考えている人は今から動きましょう。
【TOEIC】就職にも大学院入試にも使える!
TOEICのおすすめポイントは、高得点を取ると就職で優遇される点です。
700点以上あると、まず悪い印象は抱かれないでしょう。
800点や900点ともなると、給料の高い外資系への就職も夢ではありません。
また、リスニングがあるので海外の人の話している内容を理解できるようになるのも良い点です。
就職だけではなく、大学院入試にもTOEICが必ずと言っていいほど含まれています。
どちらにせよ勉強しておいて損はないでしょう。
大学生活を満喫したあなた。
高校までとは異なる大学の卒業式について気になるときは、以下の記事が参考になるはずです。
まとめ
- 大学生は就職活動をしよう。就職活動は、企業にエントリーする前から始まっています!
- 長期インターンシップ参加や社会人との交流でライバルと差をつけましょう。
- 大学生は夏休みにまとめてレベルアップしよう。社会人になると、まとまった時間が取りにくくなります。
- 読書や映画で教養と感性を身につけましょう。本や映画が安くみられる今がチャンスです!
- 大学生は勉強をしよう。教授や図書館を存分に使って、一生もののスキルを手にしましょう。
- 金融リテラシーやITスキルを身につけて就職やお金に困らない人間になりましょう。
本記事では、文系大学生のやるべきことをまとめました。
やるべきことというよりも、あなたがやってみたいと思えたことを取り組むことによって生き生きと大学生活を送れることを祈っています。