ノンカフェインで体に優しいルイボスティー。
美容や健康にも効果的なんだとか。
煮出さないと意味ないって本当?
ルイボスティーに含まれる「フラボノイド」という成分は、煮出さないとあまり抽出されません。
抗酸化作用、デトックス作用、ストレス緩和など様々な効果有り。
つまり意味ないのかぁ
フラボノイドを抽出したい場合、煮出さないと意味ないでしょう。
ルイボスティーの有効成分による効能を期待する場合は、しっかりと10分ほど煮出すのが大切です!
ただ、抽出方法によって味わいや続けやすさ、効能もさまざま…!煮出さないと意味ないかどうかはあなた次第です。
なるほど!
本記事では、ルイボスティーの抽出法による特徴や効能の違いを紹介します。
おすすめのアレンジ法も紹介するので、ぜひ見てみてください♪
ルイボスティーは煮出さないと意味ないと言われる理由
ルイボスティーは独特な香りとスッキリした味わいが特徴ですよね♪
私は大好きで、毎日飲んでいます。しかし、ネットで気になる情報が…!
ルイボスティーは煮出さないと意味ないよ!
ルイボスティーは、「煮出さないと意味ない」と言われているのはご存じでしたか?
今まで煮出してなかった!
ルイボスティーが「煮出さないと意味ない」と言われるのは、抗酸化作用をもつ「フラボノイド」が抽出されないからなのです!
ルイボスティーには、熱に弱いビタミンやミネラルもたっぷりなので、煮出すと逆に失われる成分もあります。
抽出方法による違い
抽出方法 | メリット |
---|---|
煮出し | フラボノイドなどを余さず抽出 |
お湯出し | 手軽で香りが引き立つ |
水出し | ビタミン豊富で優しい味わい |
抽出方法によって、それぞれのメリットがあるのですね!
ルイボスティーを煮出すメリットを詳しく解説するとともに、成分や抽出方法による効能の違いを紹介していきます。
【煮出し】有効成分を余さず抽出できる!
煮出しには、フラボノイドを含めた栄養素がしっかりと抽出できるというメリットがあります!
やかんや鍋に茶葉やティーパックと水を入れ10分~15分弱火で火にかける。
ティーバッグを使用すると後片付けもラクチン♪
10分から15分というのはやや長いようですが、セットして待つだけなので意外と簡単に作ることができますよ。
ルイボスティーの美容や健康効果を余さず取り入れたい!という方には煮出しがオススメです!
予め煮出したものをストックしておき、冷やして飲んだりレンジで温め直して飲んだりするのもよさそうですね。
【お湯出し】手軽で香りが引き立つ!
すぐに飲みたいという時は、手軽にサッと作れるお湯出しがオススメです!
ティーポットやカップに茶葉やティーパックを入れて、お湯を入れ5分程置く。
ルイボスティーは、緑茶や紅茶に比べて渋みがあまり出ないため、沸騰したお湯を使ってしっかり抽出しましょう!
ちなみに、緑茶や紅茶は90℃くらいのお湯で抽出すると美味しいですよ。
でも、やっぱり煮出した方がいい気が…。
そんなあなたにオススメなのがティーライフのルイボスティー!
ティーライフ ルイボスティー
ティーライフのルイボスティーは、蒸気殺菌により成分が出やすくなっているため、お湯出しでも煮出しのように抽出されます。
それは嬉しい!
煮出すのはめんどくさいけど、成分はしっかり抽出したい!と思っているあなたにティーライフのルイボスティーはオススメです!
【水出し】ビタミン豊富で優しい味わい♪
水出しでじっくり抽出すると、ビタミンを壊すことなく、優しい甘みのある味わいになります!
お茶の入れ物に、市販の水出し用ティーパックと水を一緒に入れて一晩置く。
夜に準備して置けば、翌朝にはそのまま飲むことができます。
ルイボスティーは、渋みが出ず、栄養成分はどんどん出るので、茶葉は入れっぱなしでOKです!
ルイボスティーは妊娠中も飲んでOK!嬉しい効能5つ紹介
ルイボスティーは、ノンカフェインなので妊娠中でも安心して飲めます。
お茶なのに!?
基本的に、お茶やコーヒーにはカフェインが含まれているので、ノンカフェインは魅力的ですよね♪
ルイボスを使ったルイボスティーのほか、大麦が原料のむぎ茶、そばが原料のそば茶はノンカフェインです。
ルイボスティー、むぎ茶、そば茶は妊娠中や就寝前も安心して飲めるのですね。
ルイボスってなんだろ?
ルイボスは、南アフリカ共和国の一部地域のみに自生する貴重な植物です!
ルイボスティーの効能5つ
効能 | 有効成分 |
---|---|
①アンチエイジング | 抗酸化成分(SOD酵素)・ビタミン類 |
②抗アレルギー効果 | フラボノイド・SOD酵素 |
③むくみ改善 | カリウム・ルチン |
④便秘解消 | マグネシウム |
⑤リラックス効果 | マグネシウム |
ルイボスティーには、さまざまな効果が期待できそうですね…!
ルイボスティーについて詳しく解説するとともに、健康や美容に嬉しい5つの効能を紹介していきます。
【ルイボスとは】アフリカに自生する貴重な植物
日本では、スーパーでも手軽に買えちゃうルイボスティー。
しかし、その原料であるルイボスについては、意外と知らないですよね。
「ルイボス」とは南アフリカ共和国のセダルバーグ山脈にのみ自生するというマメ科の低木です。
日本では認知度の高いルイボスティーですが、ルイボスは世界中でも南アフリカのみで育つ貴重な植物なんです。
そうだったんだ!!
ルイボスは、強い日差しと昼夜の寒暖差が30度以上になるような過酷な環境で育つため、栄養満点。
昔の先住民たち(サン族やコイコイ族)は、ルイボスティーを治療目的として飲んでいたそうです。
ルイボスには、ポリフェノールの1種であるフラボノイドが含まれており、中でもアスパラチンはルイボス固有。
アスパラチンはその希少性だけでなく、ルイボスの最も有効な抗酸化物質として研究が進められています。
参考 ルイボスマーク
ルイボスティーの可能性は、これからもますます広がりそうですね♪
それでは、現在分かっているルイボスティーの効能について詳しく解説していきます!
【効能1】アンチエイジングで美肌効果と白髪防止!
ルイボスティーには、なんとアンチエイジング効果があるのです!
新陳代謝を促進して、美肌効果や白髪防止まで期待できちゃうんです。
アンチエイジング効果のヒミツは「スーパーオキシドジムターゼ(SOD酵素)」という抗酸化物質!
SOD酵素って初めて聞いた!
SOD酵素には、過剰な活性酸素によるシミやしわの促進を抑えたり、新陳代謝を促進したりする効果が期待されています。
活性酸素とは、呼吸して体内に取り入れた酸素の一部で、体の免疫力向上に重要な役割を担っています。
ただ、ストレスや食品添加物、紫外線などが原因で活性酸素が増えすぎると、正常な細胞や遺伝子を傷つけてしまう恐れが…!
ルイボスティーに含まれるSOD酵素を摂取して、有害な活性酸素を減らし、老化防止をしていきましょう!
ルイボスティーに含まれるミネラルやビタミンCなどの、美肌づくりに欠かせない成分も積極的に取り入れたいですね!
【効能2】抗アレルギー効果で花粉症も和らげる
ルイボスティーに含まれる「フラボノイド」は、アレルギーによる症状の緩和が期待できるとされています。
フラボノイドすごすぎる!
花粉症などのアレルギーは、少しでも緩和できると体もラクになりますよね!
ルイボスティーに含まれる「スーパーオキシドジムターゼ(SOD酵素)」も、アレルギー症状の緩和に役立つとされています。
SOD酵素には、抗酸化作用や抗ヒスタミン作用があるためです。
ルイボスティーの抗アレルギー効果に即効性はないため、日常的に継続して飲むことが大切です。
【効能3】むくみ改善でダイエット効果もあり♪
むくみに悩んでいる方、多いのではないでしょうか?
よく足がむくんで…。
ルイボスティーには、むくみに効果的な「カリウム」が含まれています。
カリウムはむくみケアの代表的な成分で、余分な塩分を尿として排出することで、むくみを改善してくれます。
ルイボスティーには、毛細血管の働きを促進するルチンも含まれており、血行促進によるむくみ改善に役立つとされています。
女性は特にむくみやすいので、立ちっぱなしや座りっぱなしが多い方は、積極的に取り入れていきましょう!
【効能4】便秘解消効果で毎日スッキリ
普段から便が硬くてなかなかスッキリしないというあなたは、ぜひルイボスティーを試してみましょう!
実は、ルイボスティーの効果を一番早く感じられるのが便秘改善なのです。
ルイボスティーには、便秘解消に効く「マグネシウム」が含まれています。
マグネシウムは、腸の中で水分を集め、硬くなった便を柔らかくする効果があるのです。
ルイボスティー中のマグネシウムは、腸を刺激するわけではないので、飲んですぐに効果があるわけではありません。
ルイボスティーを習慣化することで、理想的な便通に近づいてくるでしょう。
実際に、ルイボスティーを飲み始めてから便秘が解消したという方も多いようです。
【効能5】リラックス効果で睡眠の質もアップ
なかなか眠れない…。
夜に何度も起きてしまう…。
そんなあなたにも、ルイボスティーがオススメです!
ルイボスティーに含まれるマグネシウムには、神経の興奮を抑えて精神を安定させる効果が期待できます。
また、体を温めると、深くて質の良い睡眠をとりやすくなります。
温かいルイボスティーは、体をポカポカと温めてくれるため、睡眠前の一杯にピッタリ。
私も、寝つきが悪かったのですが、就寝前にルイボスティーを飲むことで落ち着いて眠れるようになりました。
ルイボスティーは、妊娠中でも飲めるノンカフェインのお茶であるため、就寝前も安心して飲むことができますよ♪
ルイボスティーは飲み過ぎ注意!適量やアレンジ法紹介!
栄養あるから沢山飲もう♪
ちょっと待ってください!
ルイボスティーは栄養満点で体にも優しいお茶ですが、飲み過ぎはNG!
ルイボスティーに副作用があるという報告はありませんが、飲み過ぎると体に異変を感じることがあるので注意しましょう!
飲み過ぎによるデメリット3つ
①トイレが近くなる |
②胃が痛くなる |
③お腹が緩くなる |
ルイボスティーの飲み過ぎにおける注意点と1日の適量を解説するとともに、お勧めのアレンジ法も紹介していきますよ!
【注意点】飲み過ぎによるデメリット3つ
ルイボスティーを飲み過ぎることによるデメリットは3つあります。
ルイボスティーの過剰摂取による3つのデメリットに注意して、よい効果だけを取り入れるようにしましょう!
1.トイレが近くなる
多くのお茶にも当てはまりますが、ルイボスティーも飲みすぎるとトイレが近くなることがあります。
私も、寝る前に多く飲んだ日の翌朝は、トイレで早くに起きてしまうことがありました。
眠る前やお出かけ前は少し量を控えめにして飲みましょう。
2.お腹が緩くなる
ルイボスティーに含まれるマグネシウムの過剰摂取により、お腹が下ることがあります。
さらには、吐き気が誘発される場合もあるので要注意…!
サプリメントでマグネシウムを摂取しているという場合は、特に注意しましょう。
3.胃が痛くなる
ミネラルの過剰摂取は胃痛を引き起こすことがあります。
ルイボスティーにはミネラルが含まれており、飲み過ぎはミネラルの過剰摂取につながるので気を付けましょう。
【適量】目安は1日にコップ2杯
ルイボスティーの一日の摂取量は500mLが目安とされています。
ある研究で、女子大学生40人にルイボスティーを1日2杯飲んでもらう実験が行われました。
その結果、半数以上が2~3日で便秘が解消したとのこと…!
ルイボスティーの効果は、1日2杯で効果を感じられると言えるでしょう。
参考 ミネラルとルイボスティー
また、妊婦さんがルイボスティーを飲み過ぎると胎児に影響が及ぶ可能性も…!
近年の研究では、ルイボスティーなどに含まれる「ポリフェノール」が胎児に影響を及ぼす可能性があるとの報告がされています。
【オススメ】ミルクティーやフレーバーティーもGood
ルイボスティーは、習慣的に取り入れていくことが大切ですが、少しアレンジするとより続けやすいです♪
ルイボスティーのアレンジとしては、ミルクティーやフレーバーティーがオススメ!
ミルクティーの作り方やお勧めのフレーバーティーをご紹介していきます。
【ミルクティー】
- 材料(1人分)
- ①水:カップ1杯
②牛乳:カップ1杯
③ルイボスティー茶葉:スプーン大2杯
(またはティーバッグ1袋) - 作り方
- 1.水をお鍋で沸騰させます。
2.ルイボスティーの茶葉を入れて約3分煮出します。
3.牛乳を加えて、そのまま加熱します。
4.沸騰したらすぐに火を止め、茶こしを使ってカップに注ぎましょう。
作ったミルクティーにはちみつや砂糖を加えると、さらにほっとする味わいに…♪
ルイボスティーもミルクも、眠りの質を高める効果があるので、就寝前にピッタリですよ。
【フレーバーティー】
ルイボスティーは、フレーバーティーにしても美味しいんです!
ルイボスティーの独特な風味が苦手だけど、フレーバーティーなら飲めるという方も結構いるようです。
アップルやストロベリーなど、様々なフレーバーティーがありますが、お勧めは「スウィートオレンジ」♪
ルイボスティーのスッキリした味わいと柑橘系の爽やかさが相性抜群!はちみつを加えても美味しいです。
ポンパドール スウィートオレンジ
フレーバーティーは香りが飛びやすいので、お湯出しや水出しがおすすめ。
あなた好みのフレーバーをぜひ探してみてください!
まとめ
- ルイボスティーは、10分程煮出すことでフラボノイドなどの有効成分を抽出できる
- お湯出しは「手軽で香りが引き立つ」水出しは「ビタミン豊富で優しい味わい」というメリットがある
- ルイボスティーはノンカフェインで、妊娠中や就寝前でも安心して飲める
- 効能は「アンチエイジング」「抗アレルギー効果」「むくみ改善」「便秘解消」「リラックス効果」の5つ
- 飲み過ぎのデメリットは「トイレが近くなる」「お腹が緩くなる」「胃が痛くなる」の3つ
- 適量は1日コップ2杯で、毎日習慣的に飲むことが大切
ルイボスティーの効果を最大限引き出すには煮出すのが1番ですが、お湯出しや水出しにもそれぞれのメリットがあります。
栄養満点で体に優しいルイボスティーは、習慣的に続けていくのが効果的です。
あなたが続けやすい飲み方を見つけてみてください♪