アンパンマンポテトはいつからあげる?乳児ボツリヌス症とは?

日本の子供たちの中で絶大な人気を誇るキャラクター「アンパンマン」の形をしたポテトスナック、アンパンマンポテト。

見た目が可愛く調理も簡単で、朝ごはんやお弁当、おやつにもなるアンパンマンポテトは毎日忙しいママの味方ですよね！

でも、揚げ物であるアンパンマンポテトっていつから子どもに食べさせてもいいの?

固形物で、冷凍食品でもあるアンパンマンポテトを、いつからお子さんに食べさせていいのかをこの記事ではご紹介します。

判断基準となるのは、アレルギー物質や原材料、カロリー。

また、はちみつが原因となるボツリヌス症との関係や、アンパンマンポテトを使った簡単なアレンジレシピも紹介!

最後までお読みいただければ幸いです♪

アンパンマンポテトはいつから食べさせていいの？

スーパーでもよく見かけるアンパンマンポテト。

離乳食も終わったことだし、アンパンマンが好きな我が子のために、アンパンマンポテトを…！

そう思ってスーパーで手に取ってはみたものの、離乳食が終わってすぐの子に揚げ物を食べさせてもいいものだろうか？

一般的に揚げ物を食べさせていい時期は1歳〜1歳半からと言われています。

1歳〜1歳半は、内臓機能が発達し、離乳食が完了する頃。
また、歯も生えてきているので柔らかい固形物を食べられるようにもなります。

実際多くのママたちは、アンパンマンポテトを1歳〜1歳半を目安に食べさせ始めるようです。

ただし、子どもによって成長のスピードは違います。

それぞれの子供に合わせて少しずつ食事に取り入れていくと良さそうですね。

アンパンマンポテトのアレルギーについて

子供が口にするものは、どんなものが原材料として使われているのか特に気になります。

特に離乳食が終わった直後だと、まだ食べたことのあるものも少ないし、いろいろ不安が出てきますよね。

アンパンマンポテトの原材料はこちら

• 乾燥マッシュポテト
• じゃがいも
• さつまいもペースト
• でんぷん
• にんじんペースト
• かぼちゃペースト
• ぶどう濃縮果汁
• なたね油
• 食塩
• ほうれん草パウダー
• 揚げ油（なたね油）
• 貝カルシウム
• 調味料（アミノ酸）
• 加工でんぷん

引用　 味の素ホームページ

非常にシンプルですね！

アレルギー特定原材料等、28品目は使用していないため、アレルギーのある子にも安心して食べてもらえます。

また、アンパンマンポテトには3種の緑黄色野菜やカルシウムも含まれています。

そう思っているママにとってはかなり嬉しい食品ですね！

アンパンマンポテトは、あえて野菜の味がわからないよう、やさしい甘さにしてあるんだそうです！

もっと詳しくアンパンマンポテトのアレルギーや原材料について見たいという方は、以下をクリックしてください。

また、栄養素としてお子さんに不足しがちなのが鉄分!

それを補えるおやつなどもご紹介しているので、こちらも参考になれば幸いです。

アンパンマンポテトをあげる際の注意点2つ！

この章では、アンパンマンポテトを子供に食べさせる時に注意すべきことを紹介していきます。

注意点は以下の2つ。

注意点1【油脂】

アンパンマンポテトは、子供向けに作ってあるとはいえ、やはり揚げ物。

離乳食は終わっても、お子さんの内蔵や胃はまだまだ成長途中です。

油を使った料理は、以下の工夫をしてからあげるといいです♪

注意点2【カロリー】

1歳から1歳の子供が1日の食事で必要なカロリーは、900kcalから1000kcal。

間食で取っていいカロリーは、100kcalから150kcal。

アンパンマンポテトのカロリーは、1個あたり約21kcalです。

一見低カロリーだから大丈夫と思ってしまいそうですが、何事も適量というのはあるものです。

このように、つい多用してしまいがちですが、カロリーオーバーになってしまう可能性があるので注意が必要ですね。

カロリーオーバーになってしまうと、どんなに遊ばせても肥満になりやすくなってしまいます。

肥満になると子供も大人とおなじく、糖尿病や高血圧症、脂質異常症などといった生活習慣病につながってしまうのです!!

大人の場合は、自分の決断や行動次第で体を動かして、カロリーを消費することが出来ます。

しかし、それが出来ない子供、特に赤ちゃんの時期はやっぱりパパやママがしっかりと気にかけてあげないといけませんね…。

アンパンマンポテトの種類とボツリヌス菌について

この章では、アンパンマンポテトの味の種類と、気になるボツリヌス菌との関係についてご紹介します。

アンパンマンポテトには4種類の味がある!

アンパンマンポテトは1990年に発売開始され、2021年で31周年を迎えます。

そんなアンパンマンポテトには、スタンダード以外にも3種類の味があります。

パンプキンとスイートポテトは生協でしか買えないようなのですが、さつまいもスナックはスーパーでも買えます。

スイートポテトには、原材料に、にんじんとかぼちゃのペーストに、さつまいものペーストを配合。

さつまいもスナックには、原材料に、にんじんやかぼちゃなどの野菜のペーストは使わず、さつまいものペーストを配合しているそうです。

ぜひ様々な種類の味を試してみてください。
新たな好きな物の発見に繋がるかもしれません！

アンパンマンポテトとボツリヌス菌の関係は!?

ところで、あなたは乳児ボツリヌス症をご存知ですか？

見出しを見て驚いた方も多いかもしれませんね。

そもそも、ボツリヌスとは何なのか、乳児は何が原因でボツリヌス症になるのかを、ご紹介していきます。

乳児ボツリヌス症の原因は、なんと”はちみつ”です！

︎実は、アンパンマンポテトのスイートポテトには、はちみつが含まれているんです！

はちみつはとても栄養価の高い食品として知られていますが、ボツリヌス菌が混入している場合があります。

大人の場合は、多少体内に入っても腸内でボツリヌス菌が他の腸内細菌に負けてしまうため、何も起こりません。

しかし、赤ちゃんの場合、体内にボツリヌス菌が入ると、乳児ボツリヌス症を発症するおそれがあるのです。

それはまだ腸内環境が整っていないため、ボツリヌス菌が腸内で増え続けて毒素を出すから。

乳児ボツリヌス症を発症すると、便秘などの消化器症状、全身脱力が起きて首の据わりが悪くなる可能性があります！

（ボツリヌス菌についてもっと詳しく知りたい方はこちら→ボツリヌス菌について）

では、いつからはちみつが食べられるのかというと、「1歳から」です!

１歳をすぎると離乳食等を経て、腸内環境も整っているので大丈夫なんです。

前の章で、揚げ物自体は１歳〜１歳半頃を目安に食べさせるといいとお伝えしました。

その頃には、もうはちみつの心配はないということですね♪

アンパンマンポテトを使ったアレンジレシピ3選+α

今までご紹介してきた、アンパンマンポテト。
そのまま食べてももちろん美味しいですが、ひと工夫して別な楽しみ方もしてみたくなりませんか？

この章では、そんなあなたに簡単で美味しい、アレンジレシピをご紹介します！

アンパンマンポテトグラタン♪

コーンクリームとアンパンマンポテトの和えもの♪

野菜の煮込みうどんのアンパンマンポテト添え♪

おまけ

アレンジというほどではないですが、料理に添える際のアンパンマンポテトの加熱方法をお教えします。

工夫次第で様々なアレンジができそうですね！

いつものおかずもアレンジすることで味も見た目も変化して、子供たちは喜んでくれます♪