ケーキ屋さんやカフェで食べるチーズケーキは最高ですが、お家で作って食べるチーズケーって憧れますよね。
しかし、チーズケーキ部分は意外と簡単に作れますが、問題は土台の部分です。
ビスケットを砕いて、バターを溶かして押しつぶして固めたつもりがバラバラなんてことも…。
せっかくのチーズケーキ作りを、ビスケットの土台で挫折してしまう前にこの記事のおすすめを読んでチーズケーキ作りを成功させましょう♪
チーズケーキの土台の部分はこねたり焼いたりハードルが高そう…
おすすめの作り方を教えて!
チーズケーキの土台を上手に作るコツ、おすすめのビスケット、簡単な作り方をご紹介します!
チーズケーキのビスケットおすすめ土台3選を紹介!
チーズケーキといえば、主役はチーズクリームのように思えますが、土台のサクサク感があるからこそ美味しく感じられます。
そんな縁の下の力持ちである土台部分の作り方についてです。
チーズケーキの土台におすすめのビスケットはこの3つ!
- 森永マリービスケット
- リッツ
- オレオ
それぞれの特徴やおすすめの理由を詳しくご紹介していきます!
【森永マリービスケット】シンプルなミルク味
軽いパリッとした触感で、チーズケーキの土台で使われるビスケットで最もポピュラーなのがこのシンプルなミルク味のビスケット、マリーです。
その理由は、手に入りやすく、香ばしさがチーズ部分に合うから!
お菓子作りは材料が見つかりにくいこともありますが、マリーならそんな心配もありません。
また、マリーの香ばしさは、チーズケーキのクリーミーな部分と絶妙に調和します。
香ばしいビスケットの層が、チーズのリッチな味わいを引き立て、味のバランスを整えるのです。
森永マリービスケットは、長年にわたり多くの家庭で愛されてきたベストセラー商品。
料理研究家やスイーツ愛好家の方も、このビスケットをチーズケーキの土台として推奨しています。
ちなみに私は子供の頃、マリーを牛乳につけて食べるのが大好きでした!
ずっと変わらない赤いパッケージを見るとなんだか懐かしい気持ちがします。
【リッツ】塩気が絶妙
世界で愛されるロングセラー商品で、ほんのり塩気のきいた香ばしいクラッカーです。
リッツなら、塩気がチーズクリームの甘さを引き立て、全体の味わいのバランスを整えます。
また、サクサクと軽い触感がチーズケーキにぴったり!
チーズケーキ全体の味わいが引き締まり、より洗練された印象を与えることができます。
そしてリッツはチーズケーキを作ったあとに余っても、使い道がたくさんあります。
チーズやプチトマトをのせたおつまみや、アボカドディップをつけてホームパーティー気分に!
塩気が絶妙で何枚でも食べれる味です!
軽やかでバランスの取れた味わいを生み出すリッツも、チーズケーキの土台におすすめです。
【オレオ】ほろ苦いクッキーにクリームがベストマッチ
え、オレオは黒いけど、チーズケーキで使うの?
意外ですが、最近オレオをチーズケーキに使うのがブームなんです。
オレオは、ほろ苦いココアクッキーにバニラクリームが挟まった定番クッキーですが、実はチーズケーキの土台に使うことも可能。
オレオを使う際は、袋に入れてクリームごとつぶすと簡単に生地を作ることができます。
土台を簡単に作ることができるということで、オレオはチーズケーキの材料に人気なのです。
また、ココアビスケットのオレオは、そのビターな風味がチーズケーキの甘さを引き締めます。
一般的なビスケットでは得られない独特の風味と食感を味わうことが可能!
また、ビスケットの黒い土台とチーズ部分とのコントラストは、見た目にも新鮮です。
これまでと一味違ったチーズケーキを作ってみたい方におすすめです。
ちなみに私は子供の頃、くっついているオレオのクッキーを剥がすのにハマっていました。
はがしてどうすることもなく、結局一緒にたべていたんですけどね。(笑)
そもそもビスケットとは!?
レシピを調べてさっそくチーズケーキ作りに挑戦!
のはずが材料にある「お好みのビスケット100g」なんて文字に、戸惑う方もいるのではないでしょうか。
お好みとは!?どれがいいの!?
そもそもビスケットはどんなのがあったっけ?クッキーじゃだめなの?
クラッカーなら家にあるけどクラッカーでもいい!?
実はクッキーもクラッカーも広い意味ではビスケットなんです。
日本のお菓子業界では、糖分と油分が多いもので、手作り風のものをクッキーと呼んでいます。
しかしイギリスではビスケット、アメリカではクッキーと呼ばれています。
あまり深く考えずに焼き菓子=全部ビスケットと考えてしまってよいでしょう。
ちなみにフランスでは、ビスキュイ。ドイツではビスキュートと呼ばれているようです。
全部一緒なんてびっくりですよね。
余計に何を使えばいいか悩んでしまいますが、ぜひおすすめのビスケット3つを参考にしてみてください♪
チーズケーキ作りでビスケットの土台を作るコツ3つ!
続いてチーズケーキの土台作りのコツについてです。
せっかく苦労して土台を作ったのに、「固まらない」「固まったけど、硬くて切る時に割れてしまった」。
こんなチーズケーキのあるある失敗経験がある方も多いのではないでしょうか。
いくつかのコツを抑えることで、チーズケーキの土台作りは失敗しずらくなるので、ぜひ試してみてください。
土台を上手に作るコツはこちら!
- ビスケットをしっかりくだく!
- チーズケーキの土台はバターの割合が大事
- ビスケットを型に入れたらしっかりプレス!
【コツ1】ビスケットをしっかり砕く
土台をしっかり固めるためには、ビスケットをできるだけ細かく砕くことが大切です。
「どうせまたくっつけるんだからビスケットは粗くていい。」
そんな風に考えてチーズケーキづくりに失敗していた過去の私に伝えたいですね。
ビスケットの砕き方が粗いと、出来上がったチーズケーキを切る際に割れやすくなります。
袋にビスケットを入れて、麺棒などを使って細かくしていきましょう。
麺棒でガンガンたたいてつぶすのが主流ですが、丈夫な袋に入れて足でつぶすという技があります。
この方法なら、マンションやアパートでご近所に気を遣うこともありません。
「夜中に眠れずに突然お菓子作りしたくなった」そんな時にも使えます。
【コツ2】チーズケーキの土台はバターの割合が大切!
チーズケーキの土台が固い・くっつかない原因の多くは実はバターの割合に関係しています。
チーズケーキの土台を上手にするためには、バターの割合が大切です。
バターが多すぎても少なすぎてもチーズケーキの土台は上手に固まりません。
ビスケットが50gならバターが25g必要ということですね。
以前チーズケーキを作った際に、バターを減らしてしまったらビスケットがくっつかずに失敗してしまったことがあります。
バターの量はきっちり量ってつかいましょう。
そうはいっても、バターは高いのよね・・・半分じゃだめ?
バターは土台のビスケットをくっつけてくれる役割だけでなく、風味にも影響します。
たっぷりのバターは美味しさの素なので、ケチらずに規定の分量をしっかりいれていきましょう。
それでもバターをあまり使いたくない(手に入らない)場合は、後述の「チーズケーキの土台をバターなしで作るには!?」をご覧ください。
【コツ3】ビスケットは型に入れてしっかりプレス!
ビスケットを細かく砕いて、型に敷き詰めたらコップや瓶の底を使ってしっかりプレスさせます。
こうすることで、出来上がったあとに崩れにくい土台が完成しますよ♪
かつての私は、スプーンでペタペタと押し付けて、なんとなく形になったことに満足してしまいました。
完成はしたけれど、結局台から外すタイミングでボロボロと崩れてしまったのです。
土台を失ったチーズケーキに、粉のビスケットをスプーンで振りかけて食べた記憶があります。
「もともと粉々なものをくっつけて、さらに器にして液状のものを入れようとしている」という自覚を持てばきっと自然と力が入るでしょう。
チーズケーキのビスケットをバターなしで!代用品3選
チーズケーキは作りたいけど「どうしてもバターを使いたくない」そんな方に耳寄り情報です。
バターなしでチーズケーキの土台のビスケットを固める方法をご紹介します!
バターは急に値上がりすることや、品薄で手に入らないことがあるので、バターなしでビスケットを固める方法を知ってれば安心ですよね。
バターなしでチーズケーキを作るなら、この3つの中から選んで、ビスケットを固めましょう!
- マーガリン
- サラダ油
- アボカド
【マーガリン】バターと同量で置き換え可能
バターの代用として一番最初に思い浮かぶのはマーガリンですよね。
同じ乳製品ですが、バターが動物性油脂なのに対して、マーガリンは植物性油脂です。
マーガリンはバターほどのコクはでませんが、バターを使う同じ分量のままマーガリンに置き換えることができます。
マーガリンを使った時の仕上がりは、バターを使うよりもあっさりとした風味になります。
【サラダ油】置き換えはバターの半分から6割の量で!
サラダ油は味に癖がないので、バターの代用で使われることが多い食材です。
使用するサラダ油の分量はバターの半分から6割くらいと言われているので、少しずつ様子をみながら加えていきましょう。
料理をする家庭なら、間違いなくあるサラダ油で代用できるのは嬉しいですよね。
【アボカド】バターと同量で置き換え可能、健康にもGood!
少し意外ですが、アボカドは「森のバター」と呼ばれています。
バターと同じ分量をアボカドに置き換えて使うことができます。
アボカドを使う際は、しっかりとつぶしてから使いましょう。
良質な油であるオメガ9が肌を潤してくれます。
ビタミンEや食物繊維といった身体に嬉しい栄養もたくさん入っています。
チーズケーキの土台をビスケットなしで作るには!?
「しまった!!チーズケーキを作ろうとして、クリームチーズは買ったのに、ビスケット買うの忘れた!」
ビスケットなしじゃ、チーズケーキの土台ができない
そんなうっかりさんのためにビスケットなしで土台を作る方法です。
「薄力粉」で一からチーズケーキの土台をつくる!という方法です。
そもそも、ビスケットを使うのは簡単にチーズケーキの土台を作るための方法で、本来は薄力粉とバターで、一から作っていきます。
要領はクッキーを作るのと一緒です。材料を混ぜて焼くだけなので、せっかくチーズケーキを作るなら、一から自分で作るというのも素敵ですよね!
- 薄力粉50g
- バター25g
- 砂糖15g
- クルミ(お好みで)
以上の材料をすべてフードプロセッサーに入れ、ぽろぽろになるまで混ぜます。
型にクッキングシートをひいて混ぜた材料を入れたら焼き色がつくまでオーブンで20分ほど焼けば完成です。
せっかくのお菓子づくり、ビスケットなしで一から作るチーズケーキに挑戦してみてはいかがでしょうか?
チーズケーキのビスケットはフライパンでも作れる!!
チーズケーキを作りたいけど、「そもそもケーキの型がない」というそこのあなた!朗報ですよ!!
なんと、チーズケーキはフライパンでもつくることができます!
土台のないチーズクリームをゼラチンで固めただけみたいなやつなんじゃないの?
いいえ、ちゃんと土台もあるチーズケーキです。
チーズケーキをフライパンで作る方法
ケーキ作りは、レシピによって15cmの型をつかったり18cmの型だったり、タルトはタルト型だったり…。
昔思い切って買ったお菓子作りの本で、あまりにも使う型が多くて驚いたことがあります。
なんでもかんでも買うわけにはいかないし…
道具の用意が大変なお菓子作りですが、どこの家庭にもあるフライパンでできるなら、すぐに挑戦できますよね。
ケーキ作りは初めてという方も、まずはフライパンから初めてみてはいかかでしょうか。
まとめ
- クッキーもクラッカーも広い意味ではビスケットの一部
- チーズケーキの土台におすすめのビスケットは「マリー」「リッツ」「オレオ」
- 土台作りのコツは、ビスケットを「しっかり砕く」「瓶の底でプレス」するのが大切
- バターなしで作る時の代用品は「マーガリン」「サラダ油」「アボカド」の3つがおすすめ
- チーズケーキの土台はビスケットとバターの割合を 2:1にする
- チーズケーキの土台はビスケットを使わずに作るなら薄力粉で一からこねる!
- チーズケーキはフライパンでも作れる!
お家にいる時間が増えたことで、なかなか外にお出かけできないと嘆くより、趣味を見つけて充実した時間が過ごせたら素敵ですよね♪
手間暇かかっても美味しいお菓子ができあがるお菓子作りは、まさにお家時間にできる趣味にぴったりです。
チーズケーキは、材料を混ぜるだけでできるシンプルなお菓子です。
一見ハードルが高いように思える土台部分も、工夫次第でぐっと作りやすくなります。
この記事を読んだあなたも、ぜひチーズケーキ作りにトライしてみてはいかがでしょうか?