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パルスイートの成分は危険?デメリット9つ紹介!砂糖やラカントも比較!

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味の素株式会社が販売している、人工甘味料(化学的に合成して作った甘味料)のパルスイート。

パルスイートは気になっているけど値段が高いよね!

砂糖と比べてそんなにカロリーが低いの?

砂糖に比べて高額ですが、カロリーは格段に低いのが特徴です!

パルスイートは、体内に蓄積されにくい成分で作られているので、糖質制限やダイエットに効果を発揮してくれます♪

でも、人工甘味料の成分は危険じゃないの?

パルスイートは、多くの国が安全性を認める原材料で作られているので危険な甘味料ではありません。

大量に摂取すると危険ですが、それはどの食品にも言えること。

本記事では、パルスイートの成分は危険だと言われている、原因やデメリットを詳しく解説していきます。

同じ甘味料で有名な「ラカント」「砂糖」「パルスイート」を比較していますので、ぜひ参考にしてくださいね。

もくじ
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パルスイートの成分は危険か?7種類の原材料から検証!

少量で十分な甘味を得られるパルスイート。
パルスイートは、糖質制限やダイエットを行う上で注目度の高い人工甘味料です。

主な原材料は7種類あります。

原材料名特徴大量摂取による
デメリット
1.粉末還元麦芽糖水飴体内で消化吸収されにくい下痢
2.エリスリトール代謝されずに排出される自然派甘味料
3.還元難消化性デキストリン(食物繊維)血糖値上昇抑制作用・血中中性脂肪上昇抑制作用・整腸作用
4.アラニン肝機能を改善・アルコール代謝を改善
5.ポリグルタミン酸脂肪の蓄積を抑える
6.アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物少量で強い甘みを感じる頭痛・うつ病・不眠症・めまい・嘔吐・疲労
7.アセスルファムK少量で強い甘みを感じる・体内で消化吸収されにくい吐き気・頭痛・下痢・味覚障害・うつ病

見ただけで怪しげな成分!
パルスイートを食べて本当に体は大丈夫?

あまり見慣れない成分が多いですよね。
なんでもそうですが、大量に摂取したら危険です。

通常使わないような量を食べたら危険ってこと?

その通りです!

パルスイートに含まれる成分は、多くの国で安全性が確認されているので、通常じゃ考えられないような量を摂取しなければ、問題はありません。

パルスイートの主成分は、様々なお菓子やジュースでも多く使われています。

アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物は「フェニルケトン尿症」の人が摂取してはいけない人工甘味料です。

具体的に、原材料ごとの特徴や危険性などを紹介しますね。

【粉末還元麦芽糖水飴】体内で消化吸収されにくい

でんぷんからできた水飴に、水素を結びつけて作られています。

粉末還元麦芽糖水飴は、体内で消化吸収されにくく、血糖値の上昇やインスリンの分泌にはほとんど影響を与えません。

一度に大量摂取したら下痢することがあります。

カロリーは砂糖の1/2(2kcal/g)。

【エリスリトール】実質糖質ゼロの自然派甘味料

ぶどう糖が原料で、発酵して作られています。

エリスリトールは100g当たり炭水化物100g(糖質100g)の糖質ですが、代謝されずに排出されるので実質糖質ゼロになる、自然派の甘味料。

カロリーは砂糖の1/20(0.2kcal/g)。

他の原材料とは違い、エリスリトール単体でも商品として販売しています。

エリスリトールって聞いたことなかった!
スーパーで売っているの?


一部のスーパーやドラッグストアで取り扱いがあるようです。

近くのお店になかったら、amazonや楽天でも購入できますよ♪

【還元難消化性デキストリン】体に優しい食物繊維

還元難消化性デキストリンは、とうもろこしのデンプンから作られた食物繊維。

還元難消化性デキストリンは、食後の「血糖値上昇抑制作用」「血中中性脂肪上昇抑制作用」「整腸作用」がある食物繊維。

0.1kcal/gと低カロリー!

【アラニン】肝機能を改善してくれるアミノ酸

甘味と旨味があるアミノ酸の一種。
アラニンは「肝機能を改善」「アルコール代謝を改善」などの効果が期待されます。

砂糖と同等の約4kcal/g。

【ポリグルタミン酸】脂肪の蓄積を抑える

アミノ酸の一つであるグルタミン酸が長くつながったものです。

納豆にあるネバネバの粘着成分!
旨味があり、食欲をかきたててくれるんです。

ポリグルタミン酸は、脳を活性化させて脂肪の蓄積を抑える効果が期待されます。

砂糖と同等の約4kcal/g。

【アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物】甘味

120ヶ国以上で使用されている人工甘味料。
アミノ酸である「アスパラギン酸」「フェニルアラニン」から作られています。

一度に大量摂取すると「頭痛」「うつ病」「不眠症」「めまい」「嘔吐」「疲労」などを引き起こす危険性があります。

アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物は「フェニルケトン尿症」の人が摂取してはいけない人工甘味料です。

フェニルケトン尿症とは?

生まれつき「フェニルアラニン」というアミノ酸が代謝できず、体内に溜まる病気です。

「髪の毛・皮膚の色が薄くなる」「精神発達の障害」「知能障害」などの症状が起こります。

新生児の段階で調べられるんだって!

家にあるジュースの原材料に、アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物の記載があった!

ジュースやお菓子によく使われる人工甘味料なんですよ。

砂糖の約160〜220倍の甘味を持つので、少量でも甘く感じられます。

約4kcal/gですが、ごくごく少量使われているのが一般的。

1日の摂取許容量は体重1kg当たり40mg。
体重50kgの人は、1日約2000mgまでが目安。

【アセスルファムK】体内で消化吸収されにくい高甘未

酢酸を原料としている人工甘味料。
砂糖の約140~200倍の甘味を持つので、少量でも甘く感じられます。

アセスルファムKのほとんどが24時間以内に尿中に排泄されて、7日以内にはその全量が排出されると言われていますので実質ノンカロリー(0kcal)!

一度に大量摂取すると「吐き気」「頭痛」「下痢」「味覚障害」「うつ病」などを引き起こす危険性があります。

1日の摂取許容量は体重1kg当たり15mg。
体重50kgの人は、1日約750mgまでが目安。

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パルスイートのデメリットは9つ!メリットも比較考量

パルスイートに含まれる成分によって、起こる可能性があるデメリットは9つあります。

9つのデメリット
  • 下痢
  • 頭痛
  • うつ病
  • 不眠症
  • めまい
  • 嘔吐
  • 疲労
  • 味覚障害

めっちゃあるじゃん!
パルスイートを多くとりすぎたら起こるデメリットだよね?

もちろんです!
これらの作用は、通常じゃ考えられないほどの量を摂取した場合に起こると考えられます。

さっきの成分紹介でもあったけど、パルスイートのメリットもたくさんあるよね?

なんだかパルスイートの危険性だのデメリットだの紹介していますが、良い影響も多くあります。

砂糖をパルスイートに置き換えるだけで3/1の量でOK!

砂糖を100g使用するのをパルスイートに置き換えると、砂糖に比べて1/8のカロリーで抑えられることは魅力的です。

パルスイートを使用することでのデメリットやメリットを具体的に紹介していきます。

【デメリット】大量摂取は危険!体への悪影響とは?!

パルスイートに含まれる成分によって、デメリットがあるのは現実。

ただし、前の章で紹介した通り、通常じゃ考えられないような量を摂取した場合に起こるデメリットです。

糖尿病などの病気が原因でパルスイートを検討されている、そこのあなた!!

パルスイートに含まれる成分によって、インスリンとレプチンを急速に促進させる働きがあるので、糖尿病の人は危険です。

インスリンとレプチンが増えすぎると、肥満や糖尿病の原因になります。

すでに糖尿病などの病気がある人は、必ず主治医に相談してパルスイートの使用を決めましょう。

デメリット(大量に摂取した場合の危険性)
  • 下痢
  • 頭痛
  • うつ病
  • 不眠症
  • めまい
  • 嘔吐
  • 疲労
  • 味覚障害

【メリット】適量使用でカロリーや糖質制限が効果的!

なにもパルスイートはデメリットばかりじゃありません。

パルスイートは砂糖の1/3の量に置き換えて使用するので、カロリーや糖質が抑えられます。

パルスイートに含まれる成分によって、ほかにも良い影響があります。

メリット
  • 血糖値が上がりにくい
  • 血中中性脂肪上昇抑制作用
  • 整腸作用
  • 肝機能を改善
  • 虫歯になりにくい
  • 甘さがさっぱりしている

パルスイートの使い方は砂糖の3分の1!商品6種類も紹介

パルスイートって、砂糖と同じ使い方じゃないって聞いたよ!

よくご存じでしたね!
パルスイートは、砂糖の1/3の量で、砂糖と同じ甘さになるんです。

シロップのタイプのパルスイートも売っていたよ!

パルスイートと言えば、ピンクの四角いパッケージがイメージされがちですが、シロップのタイプも販売しています。

パルスイートは、お店によって取り扱いの種類が異なりますが、全部で6種類の商品があるんです。
※2022年6月現在

どの商品も使い方が一緒なので、パルスイートの使い方から紹介していきますね。

【使い方】使用料1/3でカロリーも少なくてヘルシー!

パルスイートは、砂糖の1/3の量で、砂糖と同じ甘さになります。

レシピ本などを参考にするなら、パルスイートは記載されている量の3/1で調整をしてくださいね。

砂糖で大さじ1の場合、パルスイートは小さじ1で同等の甘さです!

引用 味の素株式会社

パルスイートは、長時間熱が加わる料理(煮込み料理や焼き菓子など)だと甘味が減少するため、砂糖の2/1程度の量で調整しましょう。

カロリーも低いね!
量もカロリーも少なくて済むんだね!

良いところに気づきましたね!
パルスイートは少ない使用量で済む上に、カロリー自体も少ないんです。

具体的に栄養成分を紹介しておきますね。

栄養成分【小さじ1(2.3g)当たり】
  • エネルギー:3.29kcal
  • たんぱく質:0.049g
  • 脂   質:0g
  • 炭水化物 :2.24g
  • 糖  質:2.16g
  • 糖類:0g
  • 食物繊維:0.073g
  • 食塩相当量:0g

【商品】全部で6種類!用途に合わせて選べる!

標準となるパルスイートをはじめ、全部で6種類の商品を展開しています。

引用 味の素株式会社

冷たい飲み物や加熱しない料理には、液体タイプのパルスイートがあると便利です。

標準タイプのパルスイート以外の商品は、値段が割高なので要注意!

パルスイートとラカントの違いは?特徴を砂糖とも比較!

最近ラカントってよく聞くけどパルスイートと何が違うの?

パルスイートは人工甘味料なのに対して、ラカントは自然派甘味料。

ラカントもパルスイートと同じ低カロリーな商品で、どちらも全国各地のスーパーやドラッグストアで販売されています。

原材料
  1. ラカンカエキス
  2. 甘味料(ラカンカ抽出物)
  3. エリスリトール

ラカントについて解説するとともに、砂糖やパルスイートと比較していきます。

【ラカントについて】自然派甘味料で安心

ラカントは熱にも強いので、長時間熱が加わる料理(煮込み料理や焼き菓子など)でも砂糖と同量で調理ができます。

すっきりとした後味なので、砂糖と同量を使用しても「甘すぎる」印象はありません。

ラカントは3種類の成分で構成されていますので、それぞれ紹介します。

ラカントの原材料

【原材料1】ラカンカエキス

砂糖の300倍の甘さを持つ、ウリ科の多年生蔓性草本です。

ラカンカエキスは腸で吸収されないので、ノンカロリーの甘味料と言われています。

血糖値やインスリンの分泌に影響がないのも特徴の1つ。

自然派甘味料だからこそ、砂糖と同量を使用しても体に悪影響無く安心して使えますね。

【原材料2】甘味料(ラカンカ抽出物)

ラカンカから抽出したもので天然由来の甘味料です。

ラカンカ抽出物はラカンカエキス同様、黒糖のようなコクと風味を持つ甘味質。

【原材料3】エリスリトール

パルスイートにも含まれるエリスリトール。
エリスリトールを主体とした商品も販売されているほど、よく使われる甘味料です。

おさらい
【原材料2】エリスリトール

砂糖とパルスイートとラカントの栄養成分を比較!

パルスイートもラカントも低カロリーには違いないんだよね?

そうなんです。
どちらも同じく低カロリーで、体に吸収されにくい原材料で作られています。

「砂糖」「パルスイート」「ラカント」の栄養成分の違いを見ていきましょう。

100g当たりの栄養成分を比較

栄養成分砂糖ラカントパルスイート
エネルギー384kcal0kcal約143kcal
たんぱく質0g0.2g約2.13g
脂質0g0g0g
炭水化物99.3g約99.8g 約97.39g
食塩相当0g0g0g

パルスイートは、砂糖やラカントの3/1の量を使用します。

砂糖やラカント100gと同等の甘さにするなら、1/3である約33.3gの使用で約47.6kcalです。

砂糖100gをパルスイートに置き換えると1/8のカロリーに抑えることができます。

0kcalならラカントの方が良いじゃん!

その通りです。
カロリーだけで言うと、ラカントが断然優位!
しかし、自然派食品は高額なんです。

「砂糖」「パルスイート」「ラカント」の特徴を比較して、あなたに合った甘味料を選択しましょう。

砂糖(上白糖)とパルスイートとラカントの特徴を比較!

近所のスーパーの値段です!
販売店や時期によって違いがあるので参考程度にどうぞ♪

スクロールできます

砂糖(上白糖)

パルスイート

ラカント
値段1kg 149円120g 299円130g 559円
強い弱い強い
原材料自然派人工甘味料自然派
カロリー(100g当たり)384kcal約143kcal0kcal
使い方基準(通常通り)砂糖の1/3の量で調整基準(通常通り)
匂い甘い匂い甘い匂い黒糖の匂い
強い(コクがある)弱い(後味サッパリ)弱い(後味サッパリ)

値段で見ると、圧倒的に砂糖が安いです!
使いやすさや原材料にこだわるならラカントですが割高。

中間をとってパルスイートがアリなのかなぁ。

「2種類~3種類の甘味料を使い分ける」という人も意外と増えていますよ!

まとめ

  • パルスイートは7種類の原材料により、砂糖の1/3の量で砂糖と同じ甘さになる人工甘味料
  • 長時間熱が加わる料理(煮込み料理や焼き菓子など)だと、甘味が減少するため、砂糖の2/1程度の量で調整が必要
  • パルスイートを大量に摂取すると、下痢・頭痛・うつ病・不眠症・めまい・嘔吐・疲労・味覚障害などの原因になりうる
  • 血糖値が上がりにくい・血中中性脂肪上昇抑制作用・整腸作用・肝機能改善・虫歯になりにくい・甘さがさっぱりなどのメリットがある
  • ラカントは、ラカンカエキス・ラカンカ抽出物・エリスリトールで作られている自然派甘味料で黒糖の匂いがする(黒糖の味はしない)
  • 砂糖の値段で比較すると、パルスイートは2倍で、ラカントは4倍近くするが、どちらもカロリー制限や糖質制限には適した甘味料

体への影響が気になる場合は、自然派甘味料であるラカントの方が安心感がありますし、コスパ重視ならパルスイートが良いでしょう。

パルスイートは人工甘味料ですが、多くの国で安全性が認められている原材料を使用しているので、危険な甘味料じゃないですよ。

パルスイートにしてもラカントにしても、過剰摂取をすると体へ悪影響がないとは言い切れません。

なにごとも、食べ過ぎ・飲みすぎは良くありません。
体に合った使い方をしていきましょう。

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